国立循環器病研究センター

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医療人の育成

令和2年度 ティーチング・アウォード受賞者のコメント

天野 雅史 先生(心臓血管内科)

この度はこのような賞を頂き誠にありがとうございます。引き続き、診療とティーチングの両面を成立させられるよう努めて参りますので何卒よろしくお願いいたします。

髙木 健督 先生(心臓血管内科)

この度はティーチング・アウォードに選出いただき、ありがとうございます。このような賞をいただく事ができ大変光栄ですし、嬉しく思っております。
循環器病センターのレジデントの先生方の高いモチベーション、豊富な知識量はもちろん、一人一人の患者さんに寄り添う姿勢に感銘を受けています。また、カンファレンスを通じて質の高い医療をチームとして提供するセンターの方針に、私自身も刺激を受け勉強になっています。
今後は、医療環境の変化からレジデントの先生ができる手術、処置が減っていくため、個々のケースで学ぶ事が以前より難しくなっています。しかしながら、侵襲的治療において、最も重要な事は、治療できるかどうかではなく、その治療が最適であるかどうか、すなわち手術リスクの正確な評価ができるか、また良好な長期成績が得られるかどうかを判断できる事だと考えています。その手がかりを、論文、治療データから探し出す方法を、レジデントの先生と一緒に考えていきたいと思います。もちろん、手技も重要ですので、今までの経験から学んだtipsを共有したいと考えています。
これからは、質の高い診療を提供するだけでなく、世界に向けて情報を発信できるように、みなさまと一緒に頑張りたいと思います。今後とも宜しくお願い致します。

本田 怜史 先生(心臓血管内科)

この度は素晴らしい賞に御選出いただきまして誠に有難うございました。私が所属する心血管集中治療科は重症が多く、様々な背景を持った患者さんが入院されております。型通りの治療やアプローチだけではうまくいかないことも多い中で、「この患者さんにとってベストな選択は何か?」ということをレジデント、専門修練医の先生と一緒に考えていける存在でありたいと思います。今回このような素晴らしい賞を頂けたことを励みに、今後もレジデント、専門修練医の先生方とより良い医療が提供できるよう研鑽を重ねていく所存です。また、非常に高いモチベーションを持ったレジデント、専門修練医が実りある研修を行えるよう微力ながらサポートしていきたいと思います。本当にありがとうございました。

田所 直樹 先生(心臓外科)

このたびは大変栄誉ある賞をいただき、大変光栄に存じます。日々お世話になっている皆様に心より感謝申し上げます。当センターが皆様に最良の医療を提供でき、また若手医師・ハートチーム(医師、看護師、臨床工学技士)の方々にとって素晴らしい場でもあり続けられるよう、私自身もより一層努力を重ねて参りたいと思います。

今井 健太 先生(小児心臓外科)

この度は、歴史ある国立循環器病センターにおいて、栄えある賞を頂きましたこと誠に栄誉のあることと感動しています。
私自身はきわめて微力であり、レジデントの先生方と同様、偉大な先輩、同僚や後輩の先生方、そして"THE 国循"チームの皆様方に支えられ、患者様への日々の診療が実現できていると実感しております。
レジデントの先生方への指導に当たりましては、特別なことはしておりませんが、自らも永遠のレジデントとしてフットワークとバランスを大切に、また自身が研修医の頃に受けた「屋根瓦式」研修の素晴らしさの体験から、自分もその瓦の1枚になれれば、と思っております。
最後になりましたが、このような栄誉ある賞を頂けたことを心から感謝するとともに、今後とも、多くの方たちにお力添えを頂きながら、患者様へよりよい医療を提供できるよう診療に邁進していきたいと思います。

髙下 純平 先生(脳血管内科)

この度はこのような栄誉のある賞を頂き、大変光栄に存じます。私は当センターでの研修の経験がないのですが、脳血管障害の急性期治療から大学病院の神経難病の診療に至るまで幅広い診療現場を経験し、様々な分野の指導医の仕事を間近で見ることができました。私が恩師を見て学んできたものが、レジデントの先生方の成長の一助になったとしたらこれに勝る喜びはございません。膨大な知識へのアクセスが可能になった現代の医療では、いろいろな立場から知恵を出し合い、考える姿勢が重要と考えます。レジデントの先生方とディスカッションしながら、患者さんに寄り添った質の高い医療の実践に挑みたいと思います。また私自身は、診療に安心感と楽しさを感じてもらえるような指導医になれるよう一層精進して参ります。今後共宜しくお願い申し上げます。

太田 剛史 先生(脳神経外科)

このたびは名誉ある賞を賜り誠にありがとうございました.
教育とは一方通行のものではなく,教える側と教わる側の共同作業だと思います.当科は優秀な専門修練医やレジデントの先生方に恵まれており,どんな状況でも最善を尽くそうという気概と底力を感じます.この一年間病棟医長としてカンファレンスでの活発な議論を誘発し,日々の忙しい実践の中で臨床結果に還元できるような動きを具体化することに尽力しました.診療をともにしているスタッフの先生方,そのほかのメディカルスタッフの方々の好意的な支えがあっての受賞と感謝しております.
最後になりましたが,未熟な私を平素より導いてくださる片岡部長,佐藤医長,森医長に感謝いたします。これに安住せず,一臨床医としての自身の向上も怠らずに,専門修練医やレジデントの先生方が成長し,各自の力を最大限発揮できるようなよりよい指導を心がけます.今後ともどうぞよろしくお願いします.

柿ヶ野 藍子 先生(産婦人科)

この度は栄誉ある賞に選出いただき、大変光栄に存じます。
当センターに赴任して1年、吉松部長ご指導の下、これまで苦手意識のあった循環器疾患合併妊娠や胎児心疾患症例の診療に邁進してきました。勉強熱心な若手医師の先生方に刺激を受けつつ、共に新しいことに挑戦し学べるセンターの環境は、大変恵まれていると常々感じています。他人に教えることは、知識を確固たるものとし、自らの学びにつながる。若手医師の先生方にも、是非後進の教育に力を注いでいただき、自らのステップアップと共に、周産期医療の裾野を広げていただければと思います。
私自身、当センターの使命である循環器疾患についてはまだまだ未熟と言わざるを得ない状況です。この賞に恥じぬよう、より良い周産期医療を提供すべく、一層努力を積み重ねていく所存です。この度は誠に有難うございました。

最終更新日:2021年09月26日

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