国立循環器病研究センター

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医療人の育成

令和5年度 レジデント・アウォード受賞者コメント

ベスト専門修練医

最優秀賞:尾崎 沙耶 先生(脳神経外科)

この度は、昨年に引き続いて素晴らしい賞に選出して頂き、誠にありがとうございます。思い返せば、国立循環器病研究センターでの2年間は濃密だけれども、瞬く間に過ぎていきました。毎日行われる多数の手術に見学・参加することで、基本的な治療手技だけでなく、問題が生じたときにどう対処すればよいのかといった一歩踏み込んだトラブルシューティングを含めて、本当に多くの実践的知識を得ることができました。また、昨年と比較して自ら執刀する機会も増えたことで技術面もブラッシュアップされたと感じています。指導医の先生方や、共に診療に当たったスタッフ・レジデントの先生方はもちろん、コメディカルの方々も皆優しく、楽しく充実した日々を送ることができ、周囲の人にも恵まれて大変感謝しております。これからは地元に戻って脳外科診療を続けていきますが、得られた知識や技術を活用し、より良い脳卒中診療を提供できるよう、精進してまいります。本当にありがとうございました。

 

優秀賞:髙江洲 悟 先生(移植医療部)

この度はこのような栄誉ある賞をいただき大変光栄に存じます。ご指導をいただきました移植医療部の先生方、コメディカルの皆様に、この場を借りて深く御礼申し上げます。この2年間で、急性期の心原性ショックに対して機械的サポートを用いての急性期治療、移植・DT適応の検討、心臓移植、移植後の管理などいわゆるStageDの症例に対する経験をたくさん積むことができました。この経験を通して、心不全診療における幅が非常に広がり、治療の選択肢が広がったことは今後循環器内科医人生としての貴重な財産になると思います。今後、補助人工心臓/心臓移植医療は更に普及していくことが考えられ、NCVCでの経験を活かし社会のために貢献していきたいと考えております。2年間ありがとうございました。

 

 準優秀賞:柴垣 圭祐 先生(小児心臓外科)

この度は、このような栄誉ある賞に選出していただき誠にありがとうございます。このような賞を頂けたのも日頃から手厚いご指導いただいています小児心臓外科の先生をはじめ、各科先生方、コメディカルの皆さまのおかげです。この場をお借りして感謝申し上げます。先天性心疾患を学びたくて国循にきて3年が経ちました。小児心臓に携わることこと自体が初めての経験であり、不安な毎日が続きました。しかし、3年間で複雑心奇形から重症心不全まで、幅広く数多くの症例を経験させていただき、少しは成長できたかなと感じています。まだまだ教わることが多く経験不足ですので、これからも緊張感と責任感を持って日々の診療にあたっていきたいと思います。引き続きご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。

 

準優秀賞:木村 英希 先生(心臓血管内科)

この度はこのような名誉ある賞に選出いただき誠にありがとうございます。国循での2年間を通して今まで勤務してきた市中病院ではなかなか出会わない疾患を経験することができました。国循でできる検査や治療の選択肢は非常に多く1つの疾患に対して深く考察するため、1つの症例を経験する度に自分が成長していることを実感することができました。2年間国循で学んだことを存分に活かし、今後の診療で一人でも多くの患者さんの力になれるよう日々精進していきたいと思います。最後にこのような経験をさせていただきました全てのスタッフの方々、共に研修を乗り越え励まし合ってきた同期の仲間たち、そして一番近くで支えてくれた家族へ、この場を借りて心から感謝申し上げます。本当にありがとうございました。

ベストレジデント

最優秀賞:板津 隆晃 先生(脳神経外科)

この度はレジデント・アウォードという栄誉ある賞を頂き、大変光栄に存じます。日頃よりご指導頂いております脳神経外科の先生方、コメディカルの皆様に心より感謝申し上げます。脳神経外科レジデントとして日々の業務に忙殺される中で専門医試験の受験など大変な時期もありましたが、共に過ごしたスタッフ、レジデントの先生達にはとても支えて頂きました。二年間、本当にありがとうございました。これからも周囲への感謝を忘れず、この賞に恥じぬよう研鑽を積んで参ります。引き続きご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。

 

優秀賞:河野 恵 先生(心臓血管内科)

この度はレジデントアウォードにご選出いただき、大変光栄に存じます。国循に来るまで市中病院の循環器内科で日々奮闘しておりましたが、幅広い循環器疾患・循環動態を考えるうえで自分の知識不足を痛感することもあり、3年前に心臓血管内科レジデントに応募させていただきました。来てからの毎日は、多彩な循環器疾患のゴールドスタンダードからスタンダードを作るための日々の診療における試行錯誤まで、たくさんのことに触れて学ばせていただき、本当にあっという間でした。この3年間で得られたかけがえのない経験を自分の礎として、今後も学び、患者様に還元できるように努めてまいります。最後になりましたが、日頃より温かくご指導賜りました各科指導医の先生方、優しく助けてくださいましたメディカルスタッフの皆様、そして支え励ましてくれた同期・先輩・後輩の先生方に心より感謝申し上げます。本当にありがとうございました。



準優秀賞:髙野 凌 先生(心臓血管内科)

この度は栄誉ある賞に選出いただき、大変光栄に思います。日頃よりご指導いただいている皆さまにはこの場を借りて深く感謝申し上げます。振り返れば、あっという間の3年間でした。多くの苦難がありましたが、多様な症例経験やカンファレンスへの参加を通じて、日々臨床医としての成長を実感することができました。研究面では、丁寧なご指導のもと国際学会での発表・論文報告・研究費獲得など貴重な経験を積ませていただきました。各方面で活躍されている先生方や優秀な同世代の先生方と共に働けたことは、かけがえのない財産になったと感じております。今後はこれまでの学びを糧に、臨床・研究ともに精進したいと思います。引き続きご指導とご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。

 

準優秀賞:寺田 裕作 先生(麻酔科)

この度は、栄誉ある賞をいただきましてありがとうございます。私は麻酔科医になりたての頃、当院出身の指導医から心臓麻酔を初めて教わり、その先生の心臓麻酔をかける際の熱量や深い知識に憧れて、いつか国循へ行き、勉強したいとずっと思っておりました。2年前、ついに憧れの国循に来ることができ、この2年間は、周術期の循環管理を理解したい一心で仕事に励んできました。国循では、尊敬できる先輩や上司に恵まれ、学びの多い毎日を過ごさせてもらいました。また、一緒に仕事をさせてもらう中で、看護師や臨床工学技士の方々からも多くのことを学ばせていただきましたし、外科の先生にも、手術のことなど色々と教えていただき、大変お世話になりました。そして何より、大きな存在だったのは、同期のレジデントの先生方です。2年間、お互い励ましあい、時にライバルとして、共に切磋琢磨してきました。正直なところ、同期なしではここまで頑張れなかったと感じています。本当に感謝しています。今後も、麻酔の腕をさらに磨き、これまで学んだことを次のレジデントに教えていきたいと思います。どうぞよろしくお願いします。

最終更新日:2024年04月25日

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