国立循環器病研究センター

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~ストリートダンスで楽しく生活習慣病予防~ おやこダンス教室 グランフロント大阪

この度、国立循環器病研究センター(大阪府吹田市、理事長 橋本信夫、以下国循)が協力・監修し、公益社団法人日本ストリートダンススタジオ協会(大阪府大阪市、以下NSSA)の代表理事の吉田健一がキャプテンを務めるグランフロント大阪(大阪市)の地域サークル活動「ダンスソシオ※1」は、未就学児とその保護者を対象とした「おやこで楽しむダンス教室~かんたんヒップホップ~」を開始しました。


日々の子育てや家事に追われる専業主婦(主夫)は、家事や子育ての忙しさから、自分の健康について顧みる機会となる定期健診の受診率が低いと言われています。また、子育てや家事中心の生活となることで、運動に取り組む機会が減るため、生活習慣病のリスクが高まる傾向にあるにも関わらず、定期健診を受診していないという悪循環に陥っています。

そこで、未就学児を持つ専業主婦(主夫)の皆さんが楽しく運動に取り組んでいただけるように、運動量が豊富で楽しいストリートダンスを活用し、専業主婦(主夫)が運動不足の解消と健康意識の向上に積極的に取り組むことができる環境整備の一環として、未就学児とその保護者が一緒に参加が可能なダンス教室を開始しました。

国循とNSSAは、平成25年6月からストリーダンスの動きや特徴を活用したダンスプログラムの共同研究を開始しており、今回のダンス教室ではその研究成果を踏まえたダンスプログラムを実施します。このプログラムは、メタボリックシンドローム※2の予防に効果的な構成となっており、親子でリズミカルな音楽に合わせて体を動かすことで大人も楽しく運動を継続することができる内容となっております。

先日開催された、8月19日(水)の第1回目は、国循予防健診部長宮本恵宏と、ダンスソシオキャプテン吉田健一NSSA代表理事が記者発表を行い、報道関係および一般のみなさん向けの公開教室となりました。こちらのおやこダンス教室は今後、毎月2回ずつ定期的に開催してまいります。

◆参加方法・今後の開催日程について◆
http://www.nssa.or.jp/collabo/dancesocio/

◆ダンス教室に関するお問い合わせ◆
公益社団法人日本ストリートダンススタジオ協会(NSSA) 担当 吉田(よしだ)
TEL 06-6809-4161
E-mail


※1. ダンスソシオはグランフロント大阪を中心に活動している地域サークル活動「ソシオ」の一つです。2014年8月より活動を開始し、運動不足の社会人に「運動の習慣化」をすことを目標に、様々な形での「ダンス無料体験」を社会人のダンス未経験者を限定に実施し、毎回満員御礼の人気教室です。

※2. 不適切な食生活や身体活動不足等によって内臓脂肪が蓄積し、糖尿病、高血圧、脂質異常症等の複数の生活習慣病を合併すると、全身の血管の動脈硬化が徐々に進展し、重症化した結果として脳梗塞、心筋梗塞、透析を要する腎症等に至るリスクが高まる状態
引用:運動基準・運動指針の改定に関する検討会 報告書2013

最終更新日 2015年08月21日

最終更新日:2021年09月30日

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