国立循環器病研究センター

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かるしおレシピの実演をオンラインで実施!ロシア連邦栄養・バイオテクノロジー研究センター附属病院とかるしおレシピの病院食テスト導入に向けて

令和2年10月26日
国立循環器病研究センター

日露首脳会談で提案された8項目の「協力プラン」(注1)の一環として、国立循環器病研究センター(大阪府吹田市、理事長:小川久雄、略称:国循) かるしお事業推進室は、2020年10月29日にロシア連邦栄養・バイオテクノロジー研究センター附属病院(ロシア栄養研附属病院)とかるしおレシピの調理実演をオンラインで行うこととなりました。

背景

8項目の「協力プラン」のひとつであるロシアの健康寿命の伸長に寄与する項目の一環として、令和2年度食品産業海外展開支援事業のうちロシアにおける病院食・介護食等展開推進事業(農林水産省の補助事業)の事業実施主体である株式会社JTBでは、日本の介護食・機能性食品等や病院食のロシアへのテスト導入を実施しております。
本事業のうち、病院食のロシアへのテスト導入については、国循とロシア栄養研附属病院との間で取り組んでいるところです。2018年度は国循ではロシア側病院関係者を迎えて日本の病院食について意見交換を行いました。2019年度はロシア栄養研附属病院にて、かるしおに関する講演と調理実演を行いました。これらの取り組みを通して、国循の病院食をロシアの医療機関へ導入し、健康的な和食を海外へ展開する可能性を切り開いたと考えています。

内容

2020年度はロシア栄養研附属病院の病院食へのテスト導入を行うために、国循ではかるしおレシピの開発ならびに導入支援を行っております。今年度はコロナ禍でロシアへの渡航が難しいことから、テスト導入するレシピについてロシア栄養研附属病院と調理実演をオンラインで行うこととなりました。
下記の日程で開催しますので、お越しいただけますと幸いです。
日時:2020年10月29日(木) 16時~
場所:Studio cafes
   〒531-0072 大阪市北区豊崎2-4-10 クリスタル豊崎ビル2F
   キッチンスタジオHP : http://cafeslife.jp/studiocafes/
※取材へお越しいただける場合は事前にお申し込みいただけますようお願いいたします。

<注釈>
(注1)8項目の「協力プラン」
2016年5月、ロシア南部のソチで開催された日露首脳会談において、安倍総理からプーチン大統領に対して、日露経済交流の促進に向け、8つの項目からなる協力プランが提示されました。
(1)健康寿命の伸長、(2)快適・清潔で住みやすく、活動しやすい都市作り、(3)中小企業交流・協力の抜本的拡大、(4)エネルギー、(5)ロシアの産業多様化・生産性向上、(6)極東の産業振興・輸出基地化、(7)先端技術協力、(8)人的交流の抜本的拡大

最終更新日 2020年10月26日

最終更新日:2021年09月26日

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