国立循環器病研究センター

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【国循の書籍発行について】「データでまるわかり!国循のなぜこれが生活習慣病にいいのか?」

2016年11月30日

国立循環器病研究センター(大阪府吹田市、理事長:小川久雄、略称:国循)が監修する「データでまるわかり! 国循のなぜこれが生活習慣病にいいのか?」が2016年10月22日に発売されました。

本書のねらい

循環器疾患は、現在日本人の死因の第2位(およそ25%)で、国民医療費に占める割合は第1位(約20%)です。食生活をはじめとしたライフスタイルの改善で、心臓病や脳卒中、高血圧に代表される循環器疾患のリスク低減だけでなく、健康寿命の延伸や医療費抑制にもつながることが期待されます。そこで国循は、循環器疾患につながる生活習慣病の予防法について、必ず気をつけたい「ライフスタイルの基本ポイント」を広く知ってもらうことを目的として本書を出版いたしました。

「健康生活」とは?

本書では、「ライフスタイルの基本ポイント」を「健康生活」と称し、食生活や運動、飲酒、喫煙、ストレスなどについて12章にまとめました。各章では質の良い科学的エビデンスを数多く用いて、わかりやすく実践的に解説しました。読者の皆様が、「健康生活」を始めるきっかけの一つとして、また、身の回りにあふれる健康情報から質の良い情報を見抜く"カン"を養うテキストとして、本書を活用いただければと思います。

健康生活認証について

国循は、株式会社博報堂と平成27年4月に締結した健康生活認証共同事業体に関する協定書に基づき、健康生活認証事業※に取り組んでいます。
健康生活認証では、国循の医学的知見に基づいて制定した認証基準を公開し、食関連の事業者から幅広く申請を受け付けます。国循内に設置する審査委員会で申請内容を審査し、基準を満たす商品に対して「健康生活認証」マークの使用許諾を有償で与えます。

※健康生活認証事業は、経済産業省「平成26年度健康寿命延伸産業創出推進事業」委託事業として構築した事業基盤に基づき、国立循環器病研究センターと博報堂が共同で推進する事業です。

【書名】
『データでまるわかり! 国循のなぜこれが生活習慣病にいいのか?』

【出版社】
株式会社アスコム

【著者】
国立研究開発法人国立循環器病研究センター

【監修】
国立研究開発法人国立循環器病研究センター病院 予防健診部 宮本 恵宏 渡邉 至

【書籍概要】
単行本(ソフトカバー):238ページ
発売日:2016年10月22日
定価:1,300円+税
発行:株式会社アスコム

【主な構成内容】
・1gの減塩で、血圧は約1mmHg下がる
・5%程度の減量で、糖尿病発症率が約半分!?
・30代以上の男性では、約3分の1が肥満
・プラス10分歩くことから始めよう
・循環器病で死亡するリスクが約2.5倍高い...!?
・禁煙は何歳から始めても遅くはない!

最終更新日 2016年11月30日

最終更新日:2021年09月26日

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