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救急搬送情報と医療機関情報の連結システムの構築について

国立循環器病研究センターでは、吹田市消防本部、総務省消防庁救急企画室との省庁の壁を越えた合同プロジェクトを立ち上げ、救急搬送された患者さんの予後を向上させるため、救急隊の搬送情報と医療機関の患者情報を連結させ、事後検証を行うシステム開発を行います。

<プロジェクト概要>

◆覚知から現着、収容までの時刻やGPSによる位置情報、医療機関への発信履歴等を蓄積するシステムを開発し、吹田市消防本部の救急車に搭載

◆吹田市消防本部の搬送情報と医療機関の患者情報を連結し、相互に照会が可能

◆24年3月より、国立循環器病研究センターと吹田市消防本部の間で試行開始(予定)

循環器疾患をはじめとする救急搬送件数は年々増加しています。近年、搬送困難事例の増加に伴い、平成21年より消防法の一部改正が施行され、都道府県ごとに病態に応じた搬送基準と適切な搬送先の選定が義務づけられました。この法律改正の効果(搬送困難例の解消や患者の予後がいかに改善したか)を継続的に検証していくためには、救急搬送情報と医療機関情報を連結させて、救急搬送の改善と患者の予後の改善とを持続的に解析していくことが重要です。特に、大都市圏で多い搬送先の選定困難例の解消も大切です。

今回、救急搬送の事後検証を目的とした情報連結システムを開発することによって、脳卒中や急性冠症候群をはじめとする緊急性の高い疾患の予後の解析を行い、全国に展開しうるモデルを提言します。

最終更新日 2011年10月07日

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