看護部ブログ
外科病棟での新鮮な看護
こんにちは!2020年11月から勤務している8E病棟の看護師です。
入職前はバックパッカーとして東南アジア・ドイツに約6か月間滞在していました。
海外では「看護師をしていました」というだけで「え!すごいねっ!」と言われ、どんどん人が集まってきてベビーシッターなどの仕事をさせてもらえることがよくありました。
この写真はドイツの農村に滞在していたときに現地の友人が連れて行ってくれたケルン大聖堂です。
ドイツの駅は日本には必ずある改札がどんなに大きな駅でもありません。チケットを買わなくても乗ることができますが、ときどき駅員さんが車内を監視で回り、見つかるとかなりの罰金があります。私が間違ったチケットで乗車していた時に、たまたま見つかり携帯電話も持っていなかったため、慣れない英語とジェスチャーで誠心誠意伝えることで駅員さんに間違いを理解してもらい、正しい路線を教えてもらい、日本の好きなところなどを話してくれました。
私にとっての忘れられない思い出の一つです。
ほかにも様々な国に今後も渡航していきたいと考えているため、早くコロナが収束してほしいと願っています。
海外での関わりを通して、看護師の地位を改めて実感し、再度看護に触れたいと思い循環器に特化した当センターに就職しました。
私が配属された8E病棟は、主に心臓血管外科病棟であり、大動脈瘤や大動脈解離に対して上行・弓部・下行大動脈置換術、ステントグラフト内挿入術などを行う患者さんが入院されています。
私は以前、内科で勤務していたため、8E病棟で毎朝必ず先生たちとのカンファレンスを行い、包交で回診する様子が新鮮に感じました。 術後たくさんのドレーンが入っていた患者さんが、少しずつ回復しドレーンの数が減り、笑顔も増え、最後は元気な姿で帰られる様子は外科病棟の特色だと感じました。
この病棟が素敵だと感じるところはスタッフ間のチームワークだと思います。先輩方が優しくフォローしていただけるおかげで一年半ブランクのある私でも、日々成長できる環境を与えてくださり感謝しています。現在は少しずつ病院やスタッフに慣れ、新しい業務を楽しく学んでいます。
国立循環器病研究センター 8E病棟 2年目看護師
最終更新日:2021年09月27日