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看護部ブログ

移乗介助演習会を受けてきました!

こんにちは。6E病棟1年目の看護師です。

4月に入職してから、あっという間に3カ月が経ちました。新人オリエンテーションが終わり、初めて病棟で働き始めたころは、右も左もわからず戸惑うことがとても多かったです。しかし、

先輩看護師からのたくさんのアドバイスのお陰で、業務や病棟の雰囲気、患者さんとの関わりにも少しずつ慣れ始めてきました。

 

私が配属された6E病棟は、脳血管内科・脳神経内科の病棟で、脳卒中の後遺症や神経疾患で麻痺をもつ患者さんが多くいます。そのため、看護師は日々、患者さんのADL介助をする機会が

とても多いです。

そこでこのたび、6E病棟・脳外科の6W病棟・SCUの1年目看護師を対象に、脳リハのセラピストの方々が、ADL介助の基本である移乗介助の演習会を開いてくれました。看護学生のころにも講義で習ったことはあったのですが、今回の演習会ではより実践的で、患者さんも、介助する看護師も、お互いに安全安楽な方法を教えてもらいました。

 

演習会を終えて、麻痺があるとはどういうことなのか、麻痺がある患者さんの重心はどこにあるのか、ということを考えさせられるとともに介助をするにあたって「患者さんの持てる力を奪わない」ということを大切にしたいと感じました。麻痺があるというだけで、つい何でも介助しようとしてしますですが、患者さんご本人ができることは最大限してもらい、助けが必要な部分だけをお手伝いすることで、残存機能を維持し、退院後の患者さん生活にも繋がっていくのではないかと思います。今回教えてもらった基本的な動作をしっかりと振り返り、患者さん一人ひとりに合わせた介助方法でお手伝いできるようにしていきたいです。

 

国立循環器病研究センター 6E病棟 1年目看護師

最終更新日:2022年07月02日

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