看護部ブログ
心不全療養指導士の資格を取得しました
みなさん、こんにちは。
私は外来に所属して、心臓リハビリテーション指導士として心血管リハビリテーション室で勤務しています。
心臓リハビリテーションは心筋梗塞症や開心術後、心不全患者さんの運動療法を行うだけでなく再発予防のための生活指導を行い、疾病管理プログラムとしての役割を担っています。
心臓リハビリテーションに参加する患者さんの中には心不全患者さんも多く、様々な患者さんに関わる中で自分自身の知識不足を痛感しました。
そのため学びを深め、今後の看護に活かしたいと思い、心不全療養指導士の資格試験に挑戦しました。
小学生の子ども2人の子育てをしながらであり、家族が寝ている早朝に勉強する時間を作るように工夫しました。短時間でも集中することができ、勉強以外にもお茶を飲みながら一人でゆっくり過ごす時間でもあり、私にとって朝はとても大切な時間です。
心臓リハビリテーション指導士(※1)と心不全療養指導士(※2)の役割は重なる部分が多いと感じています。
そして、外来心臓リハビリテーションは入院中から退院後まで、患者さんにシームレスに関わり、継続看護が可能な環境です。
今後は多職種との連携、地域との連携、病棟との連携を意識し、患者さんの思いを大切にしながらセルフケアと療養行動を継続していけるよう支援していきたいと思っています。
当センターへの通勤路に咲く桜も見頃となり、新たな気持ちで新年度をスタートしたいと思います。

国立循環器病研究センター 外来 18年目看護師
ちなみに、2つの資格について詳しく知りたい方はこちらを参照してください。
※1)心臓リハビリテーション指導士 https://www.jacr.jp/jacrreha/system/about2/
※2)心不全療養指導士 https://www.j-circ.or.jp/chfej/about/
最終更新日:2022年06月22日