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看護部ブログ

”命を守る”

助産師になって約2年が経過しました。

2年目になると、自立して行う技術が増え、フォローの先輩が指導してくださっていた1年目の時よりも、日々の患者さんへのケアに対して更に責任を感じます。

赤ちゃんを授かっても、みんながみんな妊娠期を順調に過ごして分娩期に入れるわけではなく、いろんなご家族に出会い、いろんな分娩に立ち会わせていただき、多くのことを学んだ1年でした。

2年目の始めに、分娩介助を自立しました。いろんなお産に携わらせてもらう中で、"誕生日"というものが、とてもかけがえのない素晴らしいもので、歳を重ねることができるのは生きている証であり、更に、親が大切に育ててくれた証でもあるのだということを改めて実感しました。何度経験しても、お母さんや赤ちゃんの頑張りにはやっぱり感動します。赤ちゃんが生まれた瞬間のお母さんの表情は本当に素敵です。そして、笑顔で退院されていくご家族の姿を見ると、とてもやり甲斐を感じます。

"命を救う"のは医師の仕事で、"命を守る"のは助産師の仕事だと私は思います。入職してから今日まで、責任の重さを痛感し、涙することもありました。そんな場面にいち早く気がつき、声をかけてくれる心強い同期がいるからこそ、毎日仕事に打ち込めます。私もそんな同期の存在を大切にしつつ、これからも助産師として働いていきたいです。 



国立循環器病院病研究センター 5N病棟 2年目助産師

最終更新日:2022年03月18日

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