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看護部ブログ

あれから10年

皆さんいかがお過ごしですか?私は、昨年4月に他院から既卒4年目で入職し、8E病棟に配属になりました。

東日本大震災から10年が経ちました。私が看護師を志したきっかけの一つが、その震災でのボランティアでした。被災地で「看護師」のビブスを着用し、懸命に被災者の方と接している姿をみて、看護師の知識、技術は苦境の現場でこそ、人に安心感を与えられるのだと感銘をうけ看護師を目指そうと思いました。

あれから、10年。無事に看護師免許をを取得して、中規模病院にて3年間研鑽し、さらに看護師としてのキャリアアップを図りたいと思い、当院の採用試験を受け、昨年無事に入職することが出来ました。

そして、4月の入職から気付けばもう一年が経とうとしています。振り返ればあっという間ですが、この一年、コロナの影響により全国の病院、プライベートも含め様々な制約がありました。誰しも日常だけど非日常的な感覚だったのではないでしょうか。

入職当時は前職場との職務体制の違いにとまどい、環境に馴染めるか不安もありました。確かに全ての循環器病対策の要である当院の忙しさは、時として想像以上であった日もあり、単純に「すごい病院にきてしまった」と仕事終わりの電車内で回想する事もありました。そんな中で、日々の業務をこなすことに精一杯になってしまっていた私に対しても、教育体制がしっかりしており、先輩方にきちんと指導して頂き、忙しい中での「看護の遣り甲斐、楽しさ」を見出すことが出来ました。今後も今の思いと原点回帰を忘れずに頑張っていきます。

写真は趣味の登山で一昨年の春の北アルプスの朝です。またこうやって、友人とマスクをせずに思いを語り合える日が来る事を願って。(写真の右が私です。)

国立循環器病研究センター 8E病棟 既卒4年目看護師

最終更新日:2021年09月27日

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