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国立循環器病研究センター 冠疾患科
国立研究開発法人国立循環器病研究センター 
法人番号3120905003033
〒564-8565 大阪府吹田市岸部新町6番1号 
電話:06-6170-1070(代)

よくある質問

Frequently Asked Questions

治療や検査において、皆さまが疑問や不安を持つ内容について、
よくある質問形式で回答しています。
是非ともご参考ください。

PCI

PCIのリスクはどれくらいありますか?

予定治療か緊急治療かでリスクは大きく変わります。当院における2018年から2019年の1313例のPCI治療では、カテーテルが原因で亡くなった方0.08%、急性心筋梗塞1.75%、脳梗塞0.08%、冠動脈穿孔0.46%と治療技術の進歩に伴い治療後に合併症が起こる頻度は着実に減少しています。しかしながら、重篤な合併症は一定数あるため、治療戦略を決める際には、冠疾患科でのカンファレンスで十分に検討を行っています。

PCI

PCI治療後(心筋梗塞)は、運動制限ありますか?

運動制限が必要かどうかの判断には、年齢だけでなく、心機能(心臓の動き)が正常かどうか、また残存虚血(治療が必要な血管)が残っているかどうかによって決まります。当院では、CPX(心肺運動負荷検査)を積極的に行う事で、ひとりひとりに適している運動強度を確認してリハビリを行っています。どれくらい動けるか確認したい方はご相談ください。

リハビリ

PCI

ステント留置後(PCI後)に飲まないといけない薬はありますか?

代表的なものには、抗血小板薬とスタチンの2つです。

①抗血小板薬 
血液をサラサラにする事で心筋梗塞やステント血栓症を予防します。服用期間、種類については出血リスク、病変タイプ、治療の方法でも異なるため担当医に確認ください

②スタチン
動脈硬化進展を予防するために、LDLコレステロールをさげるスタチンを服用する事が強く推奨されています。最大容量服用しても、LDLが目標値まで下がらない場合には、エゼチミブの追加や、PCSK9(注射製剤)を注射する事があります。

それ以外にも、糖尿病や高血圧に対する治療薬は必要になります。

薬を飲みたくないのですが、やめても大丈夫でしょうか?

自己判断での薬の中断・中止は非常に危険ですので、事前に医師に相談してください。PCI後には、3ヶ月から1年間以上、抗血小板薬(血液をさらさらにする薬)が必要となります。自己中断すると心筋梗塞やステント血栓症を引き起こし、命の危険に晒される事があります。また、内視鏡検査をする時にも、中止可能かどうか相談をしてください。

その他

タバコを吸っても良いでしょうか?

禁煙は必須です。タバコを吸うと男女ともに、虚血性心疾患リスクが約3倍(心筋梗塞では4倍)高くなると報告されています。喫煙する事で、血液が固まりやすくなる、血管が収縮しやすくなるといった影響あり、血栓(血液の塊)ができやすくなります。また、冠攣縮性狭心症においても、喫煙により胸痛発作が繰り返し起きるため、禁煙のみで症状が改善する事が多いです。

喫煙

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