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5-W病棟の看護のご紹介

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5階 5-W病棟の看護のご紹介

5-W病棟はチームナーシングで看護を実践しています。副看護師長を中心に継続的な視点で看護を提供しています。対象患者さんは生後6カ月から成人までと幅広い年齢層の先天性心疾患の患者さんで、乳幼児期、学童期、成人期とそれぞれの発達段階に応じた援助が必要となります。

主な入院目的は、心不全の治療や内服コントロール、カテーテル検査・カテーテル治療、手術などです。術前・術後や検査に対する看護、不整脈、重症心不全看護、心臓移植後の看護、補助人工心臓装着など、内科や外科、急性期から慢性期までの幅広い知識と技術が必要となるため、医師との勉強会やカンファレンスを行い安全、安楽な看護の提供に努めています。
 また5-W病棟では、長期入院中の患者さんであっても季節を感じていただけるよう、看護師、保育士と協力して季節毎にレクリエーションを実施しています。ハロウィンやクリスマスなどは看護師、医師も衣装を着て、子どもたちと一緒に楽しい時間を過ごしています。

【主な疾患】

  • 先天性心疾患
    心室中隔欠損、心房中隔欠損、ファロー四徴症、完全大血管転位症、三尖弁狭窄症、単心室、心内膜欠損、僧帽弁狭窄・閉鎖不全、大動脈弁狭窄症、肺動脈弁狭窄、エブスタイン奇形、など
  • 小児特有の循環器疾患
    川崎病 原発性肺高血圧症
  • 不整脈
    徐脈性不整脈、頻脈性不整脈
  • 重症心不全
    拡張型心筋症、肥大型心筋症、心臓移植

【主な治療・検査】

  • カテーテル治療
    経皮的心房中隔拡大術、経皮的血管腔形成術、経皮的肺動脈弁切開術、アンプラッツアー、コイルエンボリ、アブレーション、など
  • 手術治療
    心房中隔欠損閉鎖術、心室中隔欠損閉鎖術、フォンタン手術、グレン手術、右室流出路形成術、心内修復術、ペースメーカー植え込み術など
  • 肺高血圧治療
    フローラン

5-W病棟のここがお勧め!

1)乳児期初期から幼児・学童・思春期・青年期まで幅広い年齢層の患者さんが入院されるため、それぞれの発達段階に応じた看護を学ぶことができます。

2)繰り返し入院される患者さんが多い病棟なので、子どもたちの成長を感じることができ、御家族ともその成長を共感しあうことができます。

3)子どもたちが治療や検査を乗り越えるための『頑張る力』を引き出せるよう、保育士と連携し、プレパレーションや、ディストラクションを行っています。小児の成長発達や遊びを取り入   れながら看護を行っています

 
  

新人から一言

 様々な年齢、発達段階の患者さんの看護実践は覚えることも多く難しいですが、先輩方に丁寧にフォローして頂きながら少しずつできることが増えてきました。患者さんの笑顔に癒されながら、患者さんと御家族に寄り添った看護が提供できるよう頑張っています。

中堅看護師から一言

痛いやしんどい等、うまく伝えることが出来ない子どもたちの変化に少しでも早く気づくことができるように日々勉強しています。責任感とやりがいのある仕事で大変なこともありますが、子どもたちにとってより良い看護を提供できるように医師、薬剤師、保育士、その他コメディカルと共に情報を共有しチーム医療を実践しています。


看護師長から一言

5W病棟は小児循環器内科・外科の混合病棟です。年齢、体格、発達段階が異なるため、その子に合わせた対応が必要とされます。また小児の心身に加わるストレスを最小限にしながら、治療効果を引き出し、早期にその子らしい生活に戻すことも必要です。子どもたちと御家族が安心して入院生活が送れるよう、「寄り添う看護」の提供に努めています。

大変なこともありますが、スタッフ同士で切磋琢磨し、小児看護の楽しさややりがいを感じています。そして子どもたちの回復と成長を楽しみに、日々看護しています。

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最終更新日:2022年09月30日

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