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看護部署紹介

1階 SCU病棟の看護のご紹介

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1階 SCU病棟の看護のご紹介

当センターのSCUは、1978年に日本で初めて開設された脳卒中集中治療室です。年間約1,600件以上の緊急入院を受けています。なかでも、脳梗塞の最先端治療であるrt-PA(血栓溶解療法)は年間91件(2018年)、EVT(血栓回収療法)は年間54件(2018年)で国内トップクラスの実績があります。これらの治療は脳組織の不可逆的な障害が起こる前に、閉塞した脳動脈を再開通させるものです。これにより、治療された患者さんの多くは劇的な症状の改善を認める方もおられますが、行うにはタイムリミットがあります。そのため、医師・他職種とチームワークを図り早期に治療が行えるよう日々尽力しています。また病棟看護師として治療後の状態変化を早期発見できるよう24時間細かく観察・アセスメントしています。発症直後より異常の早期発見を行いながら、患者さんの症状に合わせた日常生活動作獲得のためのリハビリテーションを行い、嚥下状況に合わせた食事介助を行っています。



【主な疾患】

  • 脳梗塞 613件/ 年
  • 脳出血 209件/ 年
  • 一過性脳虚血発作 111件/ 年
  • てんかん 115件/ 年
  • その他 512件/ 年

【主な治療・検査】

  • rt-PA療法、EVT療法、 CT、MR、脳血管造影検査、PET、SPECT、経食道心エコー 等

1階 SCU病棟のここがお勧め!

脳・神経の解剖生理や血管、神経の走行から、今ある症状と起こりうる症状の予測をして神経サインの観察とアセスメントを行い適切な看護につなげています。細かな変化も見逃さないように観察することで、早期発見ができ早期治療に繋ながっています。それ以外にも、患者さんそれぞれの症状に合わせたケアを日々カンファレンスで話し合い、チームで統一した介入ができるように取り組んでいます。さらに、新しい病棟には「リハビリテーションスペース」が設けられ、よりリハビリテーション内容の拡大やそれによる効果の期待もできます。

新人看護師から一言

患者さんの命を預かる"看護師"患者さんの命を預かる"看護師"として、自分には何ができるのか日々責任を感じながら、熱心な先輩の指導を頂き看護に励んでいます。働いて4ヶ月、くじけそうになる時もありますが、同期と励まし合ってより良い看護ができるよう頑張っていきます。


中堅看護師から一言

心臓内科の一般病棟から異動し、脳疾患に関して知識・技術ともに不安なことばかりでしたが、教育計画に沿って丁寧にサポートしてもらい、今では病棟のリーダーや新人看護師のフォローをしています。日々、患者さんの回復過程に感動しやりがいを感じています。




看護師長から一言

SCUは、主に脳梗塞・脳出血・クモ膜下出血・てんかんなどの患者さんを24時間365日緊急入院を受け入れ、切れ目のない看護を行っています。患者さんが望む治療や看護ができるように他職種と協働しながら支援しています。入院された患者さんが可能な限り快適な療養生活を送り、一日も早く最良の状態で社会復帰できるようスタッフ一丸となって取り組んでいます。

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最終更新日:2021年09月27日

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