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5-N病棟の看護のご紹介

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5-N病棟の看護のご紹介

5-N病棟では助産師27名、看護師4名が働いています。令和5年の分娩件数は年間350件、医師や臨床心理士など多職種と協力し合い、一人一人の患者さんと向き合いながら看護を行っています。疾患を持つお母さんは産後の育児サポートが必要不可欠となるため、産前からご家族の方も含め保健指導を行っています。心疾患をもつ児のお母さんに対する精神的サポートもこの病棟での大切な看護の一つです。

また、当院は大阪府地域周産期母子医療センターとして産後出血等の緊急母体搬送も受け入れており、医師や看護師・助産師間でチームワークをとりながら、迅速な対応と治療の介入を行い、患者さんの命を守るために日々病棟全体で勉強会やデモンストレーションを行っています。

【主な疾患】

心疾患合併妊産褥婦(先天性心疾患、不整脈、機械弁置換術後、肺高血圧など)

脳血管疾患合併妊産褥婦(もやもや病など)

血管疾患合併妊産褥婦(高血圧症、マルファン症候群など)

血栓症合併妊産褥婦(深部静脈血栓症など)

周産期合併症(妊娠高血圧症、切迫早産、産後大量出血、胎盤早期剥離など)

胎児心疾患合併妊産褥婦

心・脳疾患合併の婦人科疾患

【主な治療・検査】

母体心・脳・血管疾患合併の妊娠・分娩・産後の管理、胎児心疾患・胎児不整脈の診断と治療、婦人科手術、胎児診断(羊水穿刺検査など)

 

部署の『ここがお勧め!』

5-N病棟では日々、かわいい赤ちゃんに癒されながら働いています。また、命がけでお産に臨む姿、命の誕生の瞬間に立ち会えることは、何度経験してもとても感動します。

循環器疾患をもつお母さんも多く入院しており、個別性に応じた育児指導や退院指導を行っています。退院後も安心して親子で過ごすことができるよう、必要に応じて外来や地域と連携を行い、産前産後を通じて継続的にケアを行うことが出来るよう日々関わっています。

 

新人看護師から一言

助産師1年目です。入職してから約半年が経ち、日々先輩方にご指導いただきできる技術が少しずつ増えてきました。まだまだ慣れず緊張の毎日ですが、リスクの高い妊婦さんが、出産を乗り越え笑顔で退院されるのを見るとやりがいを感じます。一人前になれるように、頑張ります!

中堅看護師から一言

  助産師4年目です。5N病棟では助産師・看護師が協働して働いています。医師や多職種スタッフと日々コミュニケーションをとりながら、みんなでお母さんや赤ちゃんが笑顔で退院できることを目指しています。産科危機的出血や超緊急帝王切開術などのデモンストレーションも定期的に行い、病棟内で知識や技術を学習する機会もあります。 

 

看護師長から一言

5-N病棟は心疾患や脳血管疾患をもつ妊産褥婦や胎児を対象とし、全国から患者さんが訪れます。当センターはそのような患者さんの最後の砦となれるよう、産婦人科や小児科、麻酔科医師、院内の様々なチームと連携して、治療や看護の提供を行っています。また、入院中だけではなく、退院後も安心して育児ができるように、身体的なケアだけでなく、こころのケアも大切に地域の保健師さんとの連携も積極的に行っています。「国循で出産してよかった」と思っていただけるよう、スタッフ一丸となって頑張っています。

 

 

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最終更新日:2024年09月28日

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