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情報利用促進部

プロジェクト
J-LEXレジストリ

日本不整脈心電学会 主導

ペースメーカ等の不整脈デバイス治療の臨床的効果が認知され、デバイス⼿術は全国で年間6万件以上実施されている。デバイス治療の恩恵を享受できる一方、リード断線やRecalled leadによる不適切作動症例、デバイス感染例などの報告もある。
2010年にレーザーシースを⽤いたリード抜去術が保険収載されて以降、従来の開心術で抜去に代わり、日本でもレーザーシースなどを用いた経静脈リード抜去術が普及してきた。2015年からは非レーザーによるリード抜去デバイスも薬事承認され、今後、経静脈リード抜去手術はさらに広く実施されることが予想される。しかしながら、日本におけるリード抜去の適応や合併症の頻度などについての情報は一部の施設からの報告に限られており、日本の現状が把握されているとは言い難い。
本レジストリは、日本におけるリード抜去手術の実態を、治療適応、予後を含めて調査し、日本独自のエビデンスを確立することを目指し、開始された。国立循環器病研究センターと日本不整脈心電学会の主導により、現在、全国の医療機関から経静脈リード抜去術の症例の情報を集積している。情報利用促進部はデータセンターおよびJ-LEXレジストリ事務局を担っている。

J-LEXレジストリ

最終更新日:2021年10月07日

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