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情報利用促進部

プロジェクト
J-LAAO レジストリ

経皮的左心耳閉鎖システムを用いた非弁膜症性心房細動患者の塞栓予防の有効性と安全性に関する多施設レジストリ研究
J-LAAO (JAPAN-Left Atrial Appendage Occlusion) Registry

近年海外において、経皮的に塞栓源となる左心耳を閉鎖する方法が開発され、わが国でも2019年に保険償還された。その安全性・有効性に関しては、薬物治療との比較を行ったPROTECT AFあるいはPREVAIL試験などの結果をもとに、海外では一定の評価が得られている。
本治療法をわが国の患者に安全かつ有効に提供するためには、慎重な適応検討と安全かつ効果的な施術の実施が可能な施設において実施すると同時に、そのデータを蓄積して、わが国における本治療法の位置づけを確立していくプロセスが必要と考えられる。そこで、2019年からのわが国における本治療法の保険診療下での実施開始に先立ち、日本循環器学会は、日本心エコー図学会、日本心血管インターベンション治療学会、日本心臓血管外科学会、日本心臓病学会、日本脳卒中学会、日本不整脈心電学会と共同で本治療法の適応基準、実施施設基準を策定し、その中で、本治療を施行した患者の全例登録を実施施設となるための必要条件とした。
本研究は、塞栓症リスクが高いにもかかわらず長期的抗凝固療法を行うことができない非弁膜症性心房細動患者に対する、経皮的左心耳閉鎖術の安全性モニタリングを含む実態調査を目的とする。

J-LAAOレジストリ

最終更新日:2021年10月02日

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