情報利用促進部
プロジェクト
J-ABレジストリ
カテーテルアブレーション症例全例登録プロジェクト
日本不整脈心電学会 主導
頻脈性不整脈に対するカテーテルアブレーション治療は現在では標準的な選択肢であり、その有効性は上室頻拍で90%以上、心房細動で70~80%と報告されている。しかし、これらは限られた施設の登録研究によって算出されたものであり、必ずしもわが国全体の状況を表しているとは言えない。わが国の不整脈に対するアブレーション治療の実態を解明するためには、ナショナルレベルでの実施状況を詳細に調査・解析できるレジストリが不可欠である。
本レジストリは、国立循環器病研究センターと日本不整脈心電学会の主導により、全国の医療機関からカテーテルアブレーション症例を蓄積し、解析する前向き観察研究である。情報利用促進部はデータセンターを担っており、症例登録推進と統計解析等で貢献している。
最終更新日:2023年10月12日