OIL・サイエンスカフェについて
オープンイノベーションセンターウェットラボ(OWL)
お知らせ
【国内初】国立研究開発法人が運営する共用型Wetラボ「シェアラボ」が国循にオープンします。
国立循環器病研究センターは、現在、オープンイノベーションセンター(OIC)内に国循の研究者や医師と、民間企業、他研究機関が「一つ屋根の下」で研究開発を推進することを目的としたオープンイノベーションラボ(OIL)※1を整備しています。この度、アカデミア、企業、スタートアップ等の先進技術を結集し、循環器疾患の治療・予防に取り組む企業・研究機関等のコラボレーションを加速し、国循と他機関の相乗効果による医療イノベーションを実現するため、OIL内にシェアラボとして「OICウェットラボ(OWL)」を整備しました。
施設のご紹介
OWLエリアに細胞培養実験やデータ解析等の一連の生化学的実験が行えるよう研究機器を設置しており、スタートアップをはじめ、循環器疾患に関心のある企業・研究機関等が実験機器を準備することなく、手軽にウェット実験を開始することを可能とし、循環器分野への新規参入を可能にいたします。
●低コストで実験を始めたい企業やスタートアップにおすすめ
● ベンチ1台から1フロア(ベンチ最大8台)での貸し出しが可能
● 種類、数とも豊富な共用実験機器を設置
● 遺伝子組み換え実験、P2、P1レベルの細胞実験が可能
※ 床面積は、合計320 ㎡(共用エリアを含む)。
共用設備・機器
主に、マイクロプレートリーダー、RT-PCR装置、ケミルミイメージングシステム、超微量分光光度計、オートクレーブ、CO2インキュベーター、遠心機、暗室、低温室、-80℃フリーザー、超純水製造装置、安全キャビネット、クリーンベンチ、ドラフトチャンバー等を設置しています。
一般実験室(8ベンチ)
▷1ベンチのサイズは2400×750 mmの実験台を専有。(オフィスデスク付)
▷利⽤者は、常設の実験機器を利⽤可
〈設置機器〉
・冷蔵庫、冷凍庫(1ベンチに1台ずつ設置)
・製氷機
・遠心機
・シェーカー 等
P2/BSL2実験室
▷P2/BSL2レベルの実験が可能
〈設置機器〉
・安全キャビネット
・オートクレーブ
・CO2 インキュベーター
・各種遠心機
・薬用ショーケース(4℃) 等
細胞実験室
▷P1レベルの実験が可能
〈設置機器〉
・バイオクリーンベンチ
・オートクレーブ
・CO2 インキュベーター
・各種遠心機
・薬用ショーケース(4℃) 等
機器室
▷共通性の高い実験機器を利用可能
〈設置機器〉
・リアルタイムPCR
・サーマルサイクラー
・化学発光・蛍光撮影装置
・マルチプレートリーダー
・ゲル撮影装置
・超微量分光光度計 等
お問い合わせ
利用にあたっての事前相談(WEB、対面)を承っております。現地見学も可能です。
詳しくは以下の連絡先にお問合せください。
国立研究開発法人国立循環器病研究センター 産学連携本部
〒564-8565 大阪府吹田市岸部新町6番1号
Mail:sanren-oil@ncvc.go.jp
お申し込みの流れ
最終更新日:2024年03月12日