その他
組織移植コーディネーター
組織移植、組織移植コーディネーターとは
組織移植とは
組織移植とは、機能障害や機能不全に陥った組織に対して、ヒトの組織(皮膚、骨、血管、角膜など)を移植してその機能の回復を図る医療です。
組織移植の一つである、心臓弁・血管移植は、亡くなられた方からご提供いただいた心臓の弁や血管を移植する治療です。通常の治療が難しい重症の弁膜症や先天性心疾患、感染性心内膜炎などの患者さんを救うことができる手術です。
国立循環器病研究センターでは、ご提供いただいた心臓弁・血管を保存し、必要とされる方に繋げる「組織保存バンク」業務を行っています。
(1999年~。現在、心臓弁・血管の組織バンクは全国に国立循環器病研究センターと東京大学医学部附属病院の2施設のみ)
組織移植コーディネーターとは
組織移植コーディネーターは、心臓弁・血管のご提供、保存、移植のための供給に対応し、提供者ご家族、医療機関、移植実施施設を繋ぐ役割を担っています。
また、組織(心臓弁・血管)提供や組織移植について、多くの方に知っていただくための活動も実施しています。
中立的な立場で関係者を調整しながら、提供者とご家族の尊い意思を大切にし、組織移植が適正かつ円滑に行われるよう支えます。
時には業務が休日・夜間に及ぶこともあります。決して楽な仕事ではありませんが、「誰かの想いを未来の医療へつなぐ」やりがいのある仕事です。
主な業務内容
- 組織提供に関する説明、意思確認の支援
- 医療情報の収集
- 組織の採取・保存・搬送に関する調整、対応
- 提供者ご家族への説明および心理的サポート
- 組織供給に関する調整、対応
- 組織移植患者様の移植後経過の確認
- 関連機関、他組織バンクとの連携
- 組織移植医療に関する啓発活動、研修の企画、実施
この仕事の魅力
- 医療の最前線で命をつなぐ重要な役割を担える
- 提供者と受ける方、双方の想いに寄り添うことができる
- 医学・倫理・コミュニケーションの専門性を高められる
- 多職種(医師・看護師等)と連携しながら幅広い経験を積める
興味がある方、もっと知りたい方は、いつでもお問い合わせください。
お待ちしています!
組織提供に関する説明には、いつでも対応できるように物品等の準備も必要です。また、継続的にトレーニングも行っています。
一般の方や、医療従事者への説明などの啓発活動も実施しています。
ご提供いただいた組織は、液体窒素下にて-190度で凍結保存します。移植に至る日までの管理も、組織移植コーディネーターの業務の一つです。
これまでの心臓弁・血管の移植を受けられた方からの声を集めた冊子を作成しました。移植を受けられた方が、その後お元気に、豊かに過ごされているのを伺うのは大きな喜びです。
※一部の画像に、AI生成画像を使用しています
最終更新日:2026年07月10日