腎臓・高血圧内科
2024年の主な研究成果
- 大阪大学腎臓内科が主幹である腹膜透析患者を対象としたSGLT2阻害薬の効果を評価するランダム化比較試験に参加しプロトコール論文が公開された。
- COVID-19罹患患者を対象にアンジオテンシンII受容体拮抗薬の意義を検討し、論文公開した。
- 移植医療部を中心に当科が協力し心移植患者のBKポリオ―マウイルス腎症の診断と治療の症例報告が公開された。
- 透析患者の心不全、心臓・腎臓の重複障害、心不全を合併する末期腎不全に対する血液浄化療法、腎臓内科医から見たFantastic Fourを公開した。
今後の実施予定
現在、下記臨床研究を実施している。
- 2023年に論文公開されたDAPPER studyの探索的分析研究
- 心不全合併末期腎不全患者の適切なバスキュラーアクセス判断基準の確立に向けた研究
- 心不全を合併する末期腎不全における腹膜透析と血液透析導入後の心機能の比較検討
- クリニカルパスの活用によるValue-Based Health Care構築に関する研究
- 冠動脈形成術に伴う造影剤使用の頻度と腎機能低下に関する検討