国立循環器病研究センター

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カルバペネム耐性腸内細菌科細菌 (CRE) 院内集積の終息のお知らせ

標記に関して、2018年11月28日に開催された外部調査委員会にて終息宣言が出されましたので、ご報告いたします。

2017年6月以降、複数の乳幼児の患者さんからMBL産生型CREが検出され、入院中の患者さんやご家族の方々、関係者の皆様に、多大なご迷惑とご心配をお掛け致しましたことに衷心よりお詫び申し上げます。

その後、行政や外部専門家の方々のご指導・ご協力を仰ぎながら、院内感染対策委員会および感染対策室を中心に職員が一丸となって対応に取り組んでまいりました。患者さんやご家族の皆様、お見舞いにいらっしゃった皆様、周辺医療機関の皆様、行政など様々な皆様のご協力とご理解を賜りつつ、当該病棟の環境整備、職員の感染予防策の強化、抗菌薬適正使用などの徹底化をはかったところ、2017年11月13日に11例目が検出されて以降、新たな陽性患者は検出されなくなりました。11名の患者さんはいずれも発症には至っていない保菌状態でした。これらを踏まえて、先日の外部調査委員会で終息とご判断いただいたしだいです。

今後こうした感染を繰り返さないためにも、今回の経験を踏まえ、院内感染対策強化への取り組みをより一層強固なものとして継続し、当院の役割を果たせるよう努力する所存でありますので、皆様のご理解とご協力をよろしくお願い致します。


平成30年12月19日
病院長

最終更新日 2018年12月19日

最終更新日:2021年09月30日

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