国立循環器病研究センターでは、循環器病予防のための食生活改善に地域ぐるみで取り組む動きを支援するとともに、地産地消・地域振興にも貢献したいと考え、各地の特産品を活用した美味しい減塩食を発掘・応援する「国循のご当地かるしおレシピプロジェクト」を企画、平成25年8月から10月31日の間、全国からレシピ公募を行いました。

そして2014年1月23日（木）、24チームによる最終選考（S-1g（ｴｽ･ﾜﾝ･ｸﾞﾗﾝﾌﾟﾘ）大会）を相愛大学（大阪市住之江区）で開催し、320名を超える来場者がありました。

当日は、午前中の調理～試食審査、午後からは参加チームによるプレゼンテーションを行いましたが、各チームとも真剣かつ楽しく取り組まれ、午後のプレゼンテーションはとても趣向を凝らしたもので、来場者は大いに楽しませていただきました。審査員は受賞者の選考には大変苦労しましたが、「味」「栄養バランス」「地域の循環器病予防に対する取り組み」などについて厳正な審査を行い、以下のとおり受賞者を発表しました。

各チームの調理風景

受賞作品は、下記のとおりです。

グランプリ

～塩加減も「あまちゃん」で！～久慈地域★かるしおdeアマノミクス定食 （岩手県久慈保健所）

金賞

八戸いかのさわやかサラダ（青森県西部学校給食共同調理場）

銀賞

しずおかかるしお定食（診療所管理栄養士　望月　理恵　氏）

だし・うまみ賞

定食：北摂　里山の恵み～ふくまる5C弁当（いけだ地域栄養士会　葉菜の会）

総菜：中津減塩からあげ（別府大学　食物栄養科学部　食物栄養学科）

単品：絶品！栃木産のトマトを使った　トマ玉丼（宇都宮東病院　糖尿病センター）

審査員特別賞

泉州穴子を使ったかるしお風押し寿司（大起水産株式会社）

※当初、予定されていなかった賞ですが、民間企業の減塩への取り組みが特に評価され急遽設けられました。