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病態ゲノム医学部

研究概要

病気のなりやすさ、薬の効きやすさ、副作用の起こりやすさなどを表現型といいます。表現型は人それぞれで異なり、昔は体質とひとくくりにされていました。現在は、表現型の多くは遺伝子が関与していることがわかっています。人には30億のDNA配列があり、大部分は共通ですが、一部は人によって異なります。その違いにより病気のなりやすさなどの表現型が異なります。DNAアレイや次世代シーケンサーをはじめとする技術革新により、30億の DNA 配列の解読が可能になりました。ヒトの疾患研究は加速され、単一遺伝子疾患や生活習慣病などの多くの原因遺伝子が同定されました。現在では、DNA配列のみではなく、全遺伝子発現などのオミックス情報なども得ることができます。

病態ゲノム医学部では、2016年11月より情報系研究室に鞍替えし、ゲノムを中心としたオミックス解析の研究を進めています。遺伝統計学、統計学、計算機科学の観点から、循環器病をはじめとするヒトの疾患メカニズムや薬剤応答などの表現型の解明を目指します。オミックス情報のデータ量は膨大であり、情報解析が非常に重要になっています。私たちは、膨大なデータを解析することによりヒトの表現型の違いの原因を研究しています。表現型のメカニズムは複雑ですが、その本質はシンプルであると考え、膨大なデータからシンプルな本質を見つけ出すことを目指しています。机上の空論の研究になることがないように、Wet系の他研究室・他機関と共同研究も積極的に幅広く実施し、現実に即した問題を研究していきます。

研究テーマ

  1. 次世代シーケンサーのデータ解析
  2. 遺伝性疾患の原因遺伝子探索
  3. 生活習慣病に関連する遺伝子探索
  4. 網羅的オミックスデータの総合解析

最終更新日 2016年12月02日

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