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生体医工学部

生体医工学部 柿木 佐知朗

柿木 佐知朗

H19.4~H22.3 生体工学部・流動研究員
H22.4~h27.3 生体医工学部・研究員
H27.4~ 関西大学 化学生命工学部 化学・物質工学科・准教授

国立循環器病研究センター研究所は、循環器疾患の究明と制圧に挑むべく、医薬理工が連携して高度な学際的研究が推進されています。また、当研究所は世界的にもトップクラスの研究者が多く在籍している上に最新の研究設備が整っており、稀に見る優れた研究環境が実現されています。

私が所属する生体医工学部では、バイオマテリアル(生体材料)や組織工学を中心として、さまざまな研究が展開されています。バイオマテリアルは、高度先進医療において不可欠な各種医療用デバイスの構成材料として大きく貢献しています。しかしながら、血液適合性や細胞・組織親和性などが不充分であることも多く、さらなる発展が望まれています。我々は、種々バイオマテリアルに対する生体応答を詳細に解析することによって得られる知見から、新しいバイオマテリアル開発の糸口を探る試みを行っています。また、当センターが病院と併設されている特徴を活かし、脳神経外科と共同で、臨床応用を目指した新規生理活性型ステントの開発にも着手しており、基材およびデバイスの設計・作製から大型動物を用いた前臨床試験に至る一連の実験を行っています。私は工学系の出身ゆえにシーズに重きを置きがちですが、真の意味でのバイオマテリアル研究には臨床医との意見交換を通じたニーズとの調和は不可欠であり、それを実現できる環境が当研究所では提供されています。

繰り返しになりますが、当研究所は病院(臨床医)との密な連携により学際的研究が推進されていることは特筆すべき点であり、医薬理工いずれの研究者も高いモチベーションを保って研究を遂行できると思います。

最終更新日 2015年04月14日

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