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知的資産部

医工連携・産学官連携の推進

臨床・研究現場と企業との橋渡しをする新しい医療へのプロデューサーとして。

知的資産部

共同研究(共同開発)
 国循の研究者や臨床家が、企業や研究機関と共同で研究開発に取り組むことで、研究期間の短縮、相乗効果による発見発明を促進しています。すでに多くの実績があり、平成24年度は130件以上の共同研究(開発)が実施されました。それらの成果から、製品化・事業化につながる事例も生まれています。

  • 【共同研究(開発)・事例】
    ◎国産初の補助人工心臓の開発
    ◎患者の移動の自由度を高めた補助人工心臓用の駆動装置の開発
    ◎高性能な小型膜型人工肺の開発
    ◎生体内での組織再生の技術開発

寄付
 個人・法人を問わず、循環器疾患克服を目指す研究や活動を奨励する目的として寄付を募り、研究、教育研修、啓発活動などに活用しています。

受託研究
 受託した課題は、国循が持つノウハウや装置類を活用し、多様な症例経験、研究成果に基づいた高水準な研究計画を実践しています。研究成果は適時委託者に報告し、進捗に応じた計画変更などの相談も行っています。毎年の受託研究数は、今では100件以上に上っています。

企業訪問
 共同研究の期待が持てる企業の研究所や製造現場などを訪問し、情報収集や情報交換を実施しています。得られた情報は、委受託研究や共同研究の促進に役立てています。

総合相談
 企業や研究機関からの技術相談、製品化や事業化に関する相談などを受け付けています。相談内容によっては、行政窓口や商工会議所などの他機関への紹介もしています。自動車や半導体など、医療業界に未参入の企業からも多数の相談実績があります。

契約締結(共同研究等)の手続きフロー

実用化・事業化までをワンストップで実現。

 国循では、その開設以来、最先端の医療提供と研究開発が続けられ、研究成果、知的財産、人材、ネットワークなどさまざまな知的資産が培われてきました。これらの知的資産を活用しながら国民の健康や医療に関わるイノベーションを具現化するため、知的資産部では産学連携・医工連携といったさまざまな活動を通じて実用化・事業化を進めているところです。臨床・研究現場と企業との橋渡しをしつつ新しい医療へのアプローチを創造するプロデューサーとして、国循の活動成果をひろく社会に還元し、チャレンジングな研究開発を行う企業が活躍できる社会の実現を目指しています。

実用化・事業化までをワンストップで実現。

実用化・事業化の事例

◎国循発の「美味しい減塩食」を社会へ

 減塩を守りながら、京料理の手法で旨みを引き出し、国循の病院内で提供していた「美味しい」と評判の食事を生活習慣病の対応食として社会に広げる活動を進めています。臨床栄養部が独自開発した「かるしおレシピ」を知的資産部が国循弁当へと事業化につなげて給食事業者から販売しているほか、外部企業と連携し、デジタルレシピとして給食会社などに提供するサービスを開始。減塩食の作り方を紹介した家庭向けのレシピ本「かるしおレシピ」も全国の書店で販売しています。2013年2月26日にNHKの番組で国循における減塩の取り組みが取り上げられたこともあり、「かるしおレシピ」がAmazonの週間ベストセラーで第一位を獲得しました。

実用化・事業化までをワンストップで実現。

実用化・事業化までをワンストップで実現。
→「かるしおレシピ」の販売状況とメディアでの反響
(2012年12月11日刊行)
  • 累計発行部数:
    250,000部(2013年4月末)
  • 主なテレビ放送:
    テレビ東京「ワールドビジネスサテライト」
    NHK[あさイチ」、フジテレビ「とくダネ」
    日本テレビ「女神のマルシェ」 など
  • 新聞等への掲載状況:
    48件(2013年3月末)
◎術野ヘッドカメラ
国循の医師とメーカーが共同で、超小型・超軽量・高画質の術野カメラを製品化

 医療用光学機器メーカーと国循の小児心臓外科の医師は、超小型・超軽量・高画質の画期的な術野カメラを共同開発し、製品化に成功しました。従来の術野カメラは、術者目線の記録ができないという課題がありました。本製品は、ルーペに装着できる超小型サイズのカメラ。約30gと超軽量で手術の邪魔にならず、術者目線での記録が可能なため、医師の教育への活用が期待されます。開発にあたっては、知的資産部が研究費獲得の支援や開発戦略の検討などに関わり、開発開始からわずか2年ほどで製品化にたどりつきました。

最終更新日 2013年06月05日

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