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知的資産部

次代の医療イノベーションに向けて豊富な知的資産を有効活用するために

副研究開発基盤センター長・知的資産部長 巽 英介
副研究開発基盤センター長・知的資産部長
巽 英介

知的資産の適切な社会還元を目指して

 国立循環器病研究センター(国循)は、1977年に病院と研究所を一体化したナショナルセンターとして設立され、循環器病疾患に対する最先端の医療と研究を推進してきました。一方、国民の健康増進と医療費の抑制という社会的課題のもと、重大疾患に対し先駆的な技術やモノ・システムの開発・実用化を図るため、産学官が連携して臨床研究・実用化研究を進める「医療クラスター」の整備という方針が国から打ち出されています。また、「医療イノベーションの推進」を掲げ、医療研究の実用化に向けたさまざまな施策が進められています。国循が循環器病疾患克服のための拠点機関としての役割を果たすためには、高度の医療を実施し、最先端の研究を進めるだけではなく、臨床と研究の連携、医療ニーズと研究開発シーズの双方向マッチングや、企業・大学・公的機関を含めた産学官連携などを推進し、高度医療や最先端研究の進展を加速・効率化していかなくてはなりません。また、現在保有する、あるいは今後達成する成果を広く国内外に普及させ、均てん化を図っていくことも欠かせません。

 このような背景のもと、医療機器・医薬品、再生医療といった先端技術に加えて、食生活や運動といった医療周辺サービスも視野に入れつつ、国循が開設以来培ってきたノウハウや知識、人材、ネットワークなどのさまざまな「知的資産」を活かして、基礎研究・臨床研究から製品化までをワンストップで実現する拠点として、2010年4月の独立行政法人化に伴って設立されたのが、研究開発基盤センターです。そして、知的資産部はそれら「知的資産」の活用を図るための新しい部署として、研究開発基盤センターの中に設置されました。知的資産部は、臨床経験や学術的成果をはじめとした国循の知的資産を有効に活用し、それらを企業と結び付けて早期の事業化・製品化に向けたさまざまな活動を行っていく中心的役割を演じており、すでに幅広い分野で事業化・製品化を達成しています。そして、これら国循内部の活動成果を適切に社会に還元することで、国循のさらなる価値創出と国内の医療水準向上に貢献することを目指すとともに、活動を継続・ブラッシュアップすることで、さらに品質の高い「知的資産」を創出することに取り組んでいます。

最終更新日 2017年04月10日

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