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循環器病患者の妊娠前相談外来を開設 -妊娠の可能性や影響を妊娠前に相談-

平成26年2月18日

国立循環器病研究センター(略称:国循)周産期・婦人科では、全国でもあまり例のない循環器病患者に対するプレコンセプショナルカウンセリング(妊娠前相談)外来を平成26年1月9日より開始いたしました。周産期・婦人科が窓口となり、他科と連携して妊娠前にカウンセリング及び十分な検査を行うことで、妊娠が母体に与える影響をより高精度に判断できるので、不要な中絶を避けることにつながります。また、疾患によって妊娠できないと思い込んでいる患者でも妊娠できると判明する可能性もあります。

当センターは年間約100例の心疾患合併妊娠及び20例の脳血管疾患合併妊娠を管理しており、心疾患合併妊娠の分娩数は日本では最多、世界でも3番目である循環器病専門医療機関です。このため全国各地から循環器病患者の妊娠に関する相談が寄せられますが、そのほとんどは妊娠後の相談であるため検査に制限があり、妊娠の影響等を十分に判断できません。また、妊娠の継続が母子の健康を著しく害する場合は妊娠中絶を余儀なくされることもあります。

従来当センターの診療の中で行われてきたプレコンセプショナルカウンセリングは、個別対応が中心で統一したシステムはありませんでした。このため、受診先や紹介先が原疾患の診療科であったり周産期・婦人科であったりとまちまちでした。また、医療者側で妊娠前のカウンセリングの重要性を患者に伝えているにも関わらず、妊娠後に当センターを受診するケースは減っていません。このため、統一された相談窓口をはじめカウンセリングの相談・受け入れ体制の確立及びカウンセリングの概念の周知が急務となっていました。カウンセリング外来は毎週木曜日を予定しております。

詳細はこちらをご覧下さい。

最終更新日 2014年02月18日

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