国立循環器病研究センター

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広報活動

<府民公開講座のご案内>心臓病の予防・治療・リハビリと運動療法について

このたび第17回日本心臓リハビリテーション学会学術集会(2011年7月16~17日・大阪国際会議場)に合わせて、一般市民に心臓病の予防・治療・リハビリテーションと運動療法についての理解を深めていただき、わが国における心臓リハビリテーションの社会的認知度の向上と普及をめざすことを目的として、市民公開講座「心臓病の予防・治療・リハビリと運動療法-いきいきと生きるコツ-」を開催いたします。

【日    時】 平成23年年7月18日(祝) 14:00~16:00時

【会    場】 大阪国際会議場12F 特別会議場

【プログラム】

 【第Ⅰ部】 講演

  1) 「胸が痛い、さてどうする?:心臓救急のはなし」

           国立循環器病研究センター心臓血管内科・野々木 宏

  2) 「心臓が弱いのに運動?:心臓病と運動療法のはなし」

           国立循環器病研究センター心臓血管内科・後藤葉一

  3) 「心臓を守るための日常生活の注意」

           ライフプランニングセンター看護師・佐藤淳子

 【第Ⅱ部】 座談会・質疑応答

【対   象】 一般市民(参加費無料、定員350名)

【申込方法】 ハガキまたはFAXによる事前申し込みが必要です。

・申込先:(ハガキ) 〒541-0041 大阪市中央区北浜2-3-6北浜山本ビル3F

㈱サンプラネット第17回日本心臓リハビリテーション学会市民公開講座係

(FAX) 06-6232-0440

・記入事項:①郵便番号②住所③氏名(ふりがな)④年齢⑤性別⑥電話番号⑦講師への質問

【背   景】 

 心臓リハビリテーションとは、狭心症・急性心筋梗塞・心不全・心臓手術後などの患者さんが、医師・看護師・理学療法士などの専門家チームの指導のもと、社会復帰や再発防止をめざして運動療法や生活習慣改善に取り組むプログラムです。心臓リハビリ・運動療法が運動能力の向上、不安・抑うつの改善、死亡率や再入院率の低下など多くの点で有益であることがこれまで多数の研究により明らかにされていますが、わが国での普及は欧米に比べ大幅に遅れています。その理由の1つとして、心臓リハビリの社会的認知度が低いことが上げられています。一般人5,716名を対象として実施した調査では、脳卒中・骨折術後のリハビリを知らないと回答した人はわずか3%に対し、心臓リハビリを知らないと回答した人は70%でした。

 今回の市民公開講座では、「心臓病を持っていない人は発病を予防しながらいきいきと生きる、すでに心臓病を持っている人は心臓病を持ちながらもいきいきと生きる」を基本コンセプトとして、心臓病の予防・緊急時の対応・治療・心臓リハビリと運動療法について、3名の専門家と1名の患者体験者が講演・座談会・質疑応答を行い、心臓病や運動療法についての皆様の疑問にわかりやすくお答えします。

最終更新日 2011年07月04日

最終更新日:2021年10月05日

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