バイオバンク組織図

バイオバンク内部構成

 

ナショナルセンター・バイオバンクネットワーク（NCBN）

国立循環器病研究センター（国循）は、日本に6つある国立高度専門医療研究センター（ナショナルセンター：NC）の１つです。6NCはそれぞれ、国民にとって重要な、異なる疾患を専門としており、各NCにバイオバンクがあります。6NCバイオバンクは、各NCが専門とする疾患の生体試料と情報を収集しながら、ナショナルセンター・バイオバンクネットワーク（NCBN）として連携してバイオバンクを運営しています。

NCBNには中央バイオバンクが置かれ、6NCバイオバンクが協力者から提供いただいた生体試料に関連する基本的な情報を集約し、研究者等が各自で研究に適する生体試料や情報がどれだけあるかを調べられるように公開しています（NCBNカタログデータベース）。

NCBNへの情報の提供について

国循バイオバンクからNCBNカタログデータベースに提供している情報は以下の通りです。なお、NCBNカタログデータベースで公開されるのは、これらの情報で検索したときに当てはまる登録者の人数と生体試料の数のみです。

提供する情報：

・管理番号、同意日、初診情報（初診日・初診時年齢） ・基本情報（性別、生年月※、身長、体重） ・問診票情報（これまでに罹った病気、手術歴、アレルギー、家族の病気、 　喫煙歴、飲酒歴、女性の月経、妊娠） ・病名 ・生体試料（血液や体液、組織、核酸など）の種類、採取日または精製日、 　本数、保存方法、量

※日は除く

提供方法：インターネット経由で安全に管理されたデータベースに情報を登録します。
提供先機関、責任者：NCBN中央バイオバンク長（国立国際医療研究センター内）

これらの情報を提供する際は、協力者のお名前などは削除し、すぐには誰のものか分からないようにしています。ご不明な点は国循バイオバンクまでお問い合わせください。また、国循バイオバンクへの同意を撤回される場合は、国循バイオバンクまでお申し出ください。

（情報の管理責任者：国立循環器病研究センター理事長　大津欣也）