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第22回 循環器看護に必要な国循ミニレクチャー

脳卒中の症状の一つでもある、失語症。失語症には様々な種類がありますが、今回はその中でも多くみられる、運動性失語と感覚性失語についてのミニレクチャーです。

まず、失語症とは脳卒中や外傷等で脳の言語野の損傷が原因となります。
言語野は9割以上の人で左脳にあり、中大脳動脈により支配されています。
読む・書く・話す・聞くなどの言語機能が失われた状態を指し、構音障害や失声では、大脳の言語の構成は可能なため、失語には含みません。


【ブローカ失語(運動性失語)】【ウェルニッケ失語(感覚性失語)】
脳にある「ブローカ野」は、左脳前頭葉の端っこに存在している領域ですが、主に言語処理、特に「自分から発話する場合の言語処理」を担っています。 これはブローカー失語症と同じように左脳に存在している「ウェルニッケ野」という部分が損傷することによって起こる症状です。
症状の特徴は、 「言語が理解はできるが、発語するのに障害がある」という状態になることです。 症状の特徴は、 「言語を聞き取れなくなる、理解できなくなる」という状態になることです。
特に、発話のための運動機能に対しての障害が大きくうまく話すことが出来なくなります。 加えて、障害されるのは音声発話だけではなく、筆記などにおいても問題が見られます。内容的にストレートな表現をした簡単な文章のみ扱えるようになります。 流暢に話すことは出来るのですが、本人が言語理解を損傷していますので「聴きやすいけれど、全く意味のわからない言葉」をしゃべるというのも特徴です。


ではここで問題です!!

Q1.ブローカ失語のある患者とのコミュニケーション方法で適切なのはどれでしょうか。

1. 五十音表を使う。
2. 患者の言い間違いは言い直すよう促す。
3. 言葉で話しかけるよりもイラストを見せる。
4. 「はい」、「いいえ」で答えられる質問をする。

答えはこちら



次回もお楽しみに!!

最終更新日 2015年10月09日

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