メニュー

生理機能検査室

検査の詳細
頚部血管エコー検査

頚部血管エコー検査

検査でわかること

頚動脈は全身の動脈硬化を反映すると言われています。
動脈硬化は血管の壁に血液中のコレステロールなどが沈着(プラーク)して血管の壁が厚くなったり硬くなって弾力性を失った状態のことで、心臓病や脳血管疾患などいろいろな病気を引き起こす要因となります。また、高血圧、高脂血症、糖尿病、肥満などの生活習慣病の要因でもあります。
頚動脈をエコーで観察することによって動脈硬化(プラークの性状、大きさ、狭いところがないかどうか)を評価することができます。

検査の方法

仰向けで首を広く出した状態で少しあごをあげ、首を観察しやすくするために枕をはずし、超音波の通りをよくするためにゼリーをつけた探触子(プローブ)を首にあて観察していきます。また必要に応じて、首から腕にかけて観察することもあります。

検査時間

30分から1時間程度ですが、病気の種類や患者さまの状態などで異なります。

検査を受けられる患者さまへ

食事制限はありません。首の広く開けられる服装でお越しください。またネックレスなどは検査前にはずしておいて下さい。

最終更新日:2021年12月02日

設定メニュー