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生理機能検査室

検査の詳細
胎児心エコー検査

胎児心エコー検査

検査でわかること

検査でわかることこの検査では、赤ちゃんの頭から手足までを観察し、成長具合や臓器の異常がないかどうか調べます。赤ちゃんの身長は測ることができませんが、体重は予測することができます。また胎盤の位置やへその緒の形、羊水の量に異常がないかどうか調べます。へその緒や頭の中の動脈の血流から、赤ちゃんの状態も知ることができます。 さらに、心臓を詳しく観察しますので、心臓の病気の有無についてもわかります。この検査の結果から、分娩方法や分娩時期を決めたり、治療の計画までたてる場合があります。ただし、お腹の中にいる間と生まれてからの心臓の形や血液の流れ方は違いますので、生まれてから出てくる心臓の病気については予測できません。

検査の方法

この検査は、超音波を使う検査ですので、お母さんにも赤ちゃんにも痛みはありませんし、何度受けられても体に悪い影響はありません。お母さんのお腹にゼリーをつけて超音波をあてて子宮の中を観察します。終了後に生活の制限は何もありません。検査直後の食事もできます。

検査時間

検査にかかる時間は30分から2時間程度です。病気の種類や患者さまの状態によって異なります。

検査を受けられる患者さまへ

検査時間が長くなる場合がありますので、トイレをあらかじめ済ませておいてください。検査は通常仰向けで行いますが、お腹が大きくなってきますと、吐き気や腰が痛いなどの苦痛がでてくる場合があります。そのような場合は、検査担当者にいつでもお声をかけてください。横向きになっていただくことができますし、何度でも体の向きを変えていただくこともできます。

最終更新日:2021年10月08日

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