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心血管リハビリテーション科

患者様の紹介や相談について

心臓リハビリ教育入院のご案内

国立循環器病研究センターの心臓リハビリ施設はわが国最大の規模を誇り、心臓リハビリテーション指導士資格を持つ循環器専門医・看護師・理学療法士らが専門的立場から運動療法指導および生活指導を実施します。心疾患の運動療法では、最小のリスクで最大の効果を得るために疾患重症度に応じた最適運動メニュー(運動処方)の決定がきわめて重要であり、当センターでは専門医により実施される心肺運動負荷試験(CPX)の結果に基づいて症例ごとに最適運動処方が決定されます。

当センターでは、狭心症・心筋梗塞・心臓手術後・心不全などで心臓リハビリ適応があるにもかかわらず、これまでに心臓リハビリを未体験の方のために、心臓リハビリを体験できる短期教育入院コースとして、「3泊4日コース」、「7泊8日コース」、「2週間コース」を設けています。患者様のご都合に合わせて入院期間・コースを選んでいただくことが可能です。なお退院後は、心臓リハビリの効果を確実なものとするために、引き続き外来通院リハビリに3~5ヶ月間継続参加していただくことをお勧めしています。

詳細は、当センターホームページの教育入院のご案内をご参照下さい。

心臓リハビリ希望患者様の受診方法のご案内

心臓リハビリ体験入院あるいは外来での心臓リハビリ参加をご希望の患者様がいらっしゃいましたら、国立循環器病研究センター専門医療連携室(電話06-7637-5050、FAX 06-6833-5126)経由で、初診外来(担当医師:心臓血管内科・後藤、野口、中西道)にご紹介下さい。

豊能医療圏急性心筋梗塞地域連携パスのご紹介

国立循環器病研究センターでは、「豊能医療圏急性心筋梗塞地域連携パス」を推進しています。「急性心筋梗塞地域連携パス」とは、専門病院、かかりつけ医療機関(クリニック)、心臓リハビリ実施施設が相互に連携し、共通の治療目標・治療日程に基づいて、患者様の療養を支援する仕組みのことです(図2)。豊能地域では、専門病院と吹田市・豊中市・箕面市・池田市医師会とが協力して、患者様が持ち歩く「急性心筋梗塞ノート」を作成し、専門病院に入院した急性心筋梗塞患者様に渡しています。この「ノート」を活用することにより、①専門病院とかかりつけ医との間の連携がうまく進み、急性期から慢性期に至るまで切れ目のない医療が提供され医療の質が高まる、②2人主治医制となるので患者様の安心感が高まる、③ノート方式により患者様の生活習慣改善・自己管理意識が高まる、④患者様の満足度の向上とQOL・長期予後の改善が得られる、などの効果が期待できます。

急性心筋梗塞や不安定狭心症の患者様は、退院後も外来通院で心臓リハビリを続けることが大切ですが、日本では外来通院心臓リハビリを実施している施設がきわめて少ないことが問題です。2009年の全国実態調査では、外来通院心臓リハビリを実施しているのは循環器専門医病院の約2割にすぎませんでした。この「ノート」には専門病院での検査データ・治療内容・リハビリ内容が記載されていますので、退院後にかかりつけ医で投薬を受けながら、心臓リハビリ施設で外来心臓リハビリに参加することが円滑に可能となり、退院後の患者様の病状管理に役立つことでしょう。

もし患者様が「急性心筋梗塞ノート」を持ってかかりつけ医の先生を受診された場合は、ノートへの記載などについてよろしくご協力をお願いいたします。

【図2】心臓リハビリを組み込んだ急性心筋梗塞地域連携パスのイメージ図

心臓リハビリを組み込んだ急性心筋梗塞地域連携パスのイメージ図

最終更新日 2016年07月01日

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