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糖尿病・脂質代謝内科

対象疾患・治療法
血管内皮機能検査

血管内皮機能検査

➣当科では、入院中に動脈硬化の検査の一つとして、血管内皮機能検査を実施しています。
➣血管内皮とは、血管の内表面を裏打ちする一層の細胞群で、たえず循環する血液と接しています。
 動脈硬化症の初期には、これら血管内皮の働きの異常が認められます。
 この検査では、肘の動脈(上腕動脈)を超音波を用いて検査し、血管の広がりやすさを調べる事により、
 内皮機能障害の程度を判定し、動脈硬化症の初期病変を発見します。
➣血管内皮機能は糖尿病・高血圧・脂質異常症・肥満・慢性腎臓病・動脈硬化性疾患・心不全などで低下し、
 この低下は心血管病の独立した予測因子です。
➣当科ではSGLT2阻害薬の治療により、血管内皮機能が改善したことを報告しています。
                (Tochiya M, Makino H et al. J Diabetes Investig. 2020 Mar;11(2):400-404. )

最終更新日:2021年10月19日

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