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心臓外科

大動脈弁閉鎖不全症 (Aortic regurgitation: AR)

大動脈弁閉鎖不全症とは、大動脈弁が何らかの原因により十分な閉鎖ができなくなってしまう病気です。弁の閉鎖が出来ないので、左心室の収縮により弁を通過した血液が、心臓の拡張期に弁を逆流して、左心室内へ戻ってきてしまいます。そのため左心室の容量負荷がおこり、左心室が拡大していきます。進行していくと、左心室の拡大だけではなく、収縮力も低下していき、心不全状態、自覚症状が悪化していきます。左心室の収縮力が低下しすぎると、いくら治療しても予後の改善が見込めなくなってしまいます。

大動脈弁閉鎖不全症の原因は様々あります。主には加齢性変化による弁の変形、石灰化による弁の変形、リウマチ性変化による弁の硬化性変形、先天性二尖弁による弁の変形などがあります。感染性心内膜炎、急性大動脈解離、外傷などにより弁が壊れ、急激な経過で大動脈弁閉鎖不全症を発症することもあります。


最終更新日 2016年07月08日

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