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臨床すすむ!プロジェクト

1「倫理委員会」って、ホントは何やってるの?

今回の現場の人

森田 秀樹もりた ひでき

◆国立循環器病研究センター
倫理委員会外部委員(市民の立場)

◆株式会社森田企画 代表取締役/登山ガイド/気象予報士

森田さんは、中学生の頃から山に登っていたという、根っからの登山家。

登山ガイドをされていて、今でも月の半分は山に登り、冬は山スキーのガイドをする一方で、夏はホエールウォッチングのツアーガイドもされているとか。

そんな森田さんは、医師でも研究者でもないのに、倫理委員会の委員をされています。

「倫理委員会って、どんなことをしているんだろう?」

森田さんにお話をうかがうことで、その答えに近づくことができそうです。

第1回 一般市民の外部委員

登山ガイドで、倫理委員会委員って、ちょっと異色じゃないですか?
元はプログラマーだったんです。ソフトウエア開発の。大学は機械系でしたけど。IT関係の会社を経営していたこともありました。
なんだ。理科系だったんですね。
だから今も、あらゆる技術、サイエンスなどにすごく興味はありますね。
実は、数日前に、気象予報士の試験を受けまして。
すごい!
難関なんでしょ? でも、登山には役に立つかも。
ところで、いつから委員をされているんですか?
2000年からなので、もう14年目です。
倫理委員には、施設内の人がなる「内部委員」と、
施設とまったく関係を持たない「外部委員」があります。
国立循環器病研究センターの場合、
外部委員はできるだけ長く続けていただいているんです。
「もうダメ!」って言われるまで、みたいな(笑)。
内部委員の任期は2年で、再任もできます。
だいたいは、4年~6年ぐらいですかね。
私の場合、定期的に「もうちょっと、やってください」という
お言葉をいただいて、「いいですよ」とお答えする。
その繰り返しで、14年が経ったという感じですね。
私の希望というのは聞いていただいたことはないですね(笑)。
委員会はメンバーの条件があって、
医学・薬学の専門家、別の分野の専門家、
それに、一般市民の「非専門家」を必ず加えないとダメなんですよね。
ところが、この「非専門家」の委員を見つけるのが、
すごく難しいんですよ。
私の肩書は「一般市民」ですね(笑)。
ところで、臨床研究に対する何か「思い」のようなものがあって
委員をされているんですか?
どうなんでしょう。
ただ、私、自分で言うと変ですけれども、
なんか委員に向いているんじゃないかと思うんですよ。
審議する中身、結構難しいじゃないですか。
でも、私はどんな研究も興味津々で入っていきますからね。
好奇心の塊なんですね。

次回につづきます

分からない言葉はこちらで「臨床すすむの用語解説」

気象予報士
登山ガイドを仕事とする森田さんは、「気象予報士」の知識を「たしなみのひとつとして持っているべきもの」と考えていらっしゃるそうです。
※インタビュー後、気象予報士試験に合格されたそうです。おめでとうございます。

今回の出席者「プロフィール紹介」

臨床すすむ
普段は病院で臨床研究に没頭する熱血医師。その情熱が高じて、治験や臨床研究啓蒙のため東奔西走する現代医療のヒーロー。
森田 秀樹
国立循環器病研究センター倫理委員会外部委員(市民の立場)、株式会社森田企画 代表取締役/登山ガイド/気象予報士。

山本 晴子
国立循環器病研究センター、研究開発基盤センター先進医療・治験推進部所属。脳卒中患者を診ること20年の医師。
土井 香
国立循環器病研究センター
研究開発基盤センター
臨床研究部所属。
看護師経験10ウン年を経て、リサーチナースに。

最終更新日 2014年03月31日

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