ホーム > 患者の皆様へ > 臨床研究・治験について > 臨床すすむ!プロジェクト > 「臨床研究」ってどんなこと? > 臨床研究の先人たち Vol.2「脚気」

臨床すすむ!プロジェクト

  1. 臨床研究
    とは?
    »
  2. 臨床研究の先人たち
    Vol.1「コレラ」
    »
  3. 臨床研究の先人たち
    Vol.2「脚気」
    »
  4. 研究倫理の
    原則
    »
  5. 臨床研究の
    流れ
    »
  6. 臨床研究への
    参加
国民病といわれた脚気と取り組んだ、日本の臨床研究の先人、海軍医・高木兼寛。

臨床研究の先人たち Vol.2「脚気」

実験で、脚気激減!

研究の背景

白米が生んだ国民病

平安時代、白米を食べ始めた貴族の間で流行りだした脚気。時代とともに全国に広まり、大正時代には脚気での死亡者は年間25,000人以上。結核と並ぶ二大国民病といわれていました。

研究の内容

食事を変えてみよう!

明治時代の軍隊では白米が主食であったため脚気が流行し、大きな被害が出ていました。
軍医の高木兼寛は脚気と食事の関係に注目。練習艦の食事を洋食に変更する実験を行いました。

研究の成果

洋食で脚気激減!

白米食の遠洋航海では、乗組員278名のうち161名が脚気になり、25名が亡くなりました。
一方、洋食に変えた航海では、333名のうち脚気になったのはわずか16名、死亡者は0でした。
脚気が激減したのです。

現代への影響

因果関係を実験で証明

高木兼寛は実験で脚気と食事の関係を証明し、流行を抑えることに成功しました。
ビタミンB1欠乏が脚気の原因であることが分かったのは、この研究から約40年後のことです。

※高木兼寛:明治の日本海軍軍人、医学者。脚気の撲滅に尽力し、「ビタミンの父」とも呼ばれる。

最終更新日 2010年12月01日

ページ上部へ