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内藤 博昭 病院長からのご挨拶

第5回レジデント・デーにむけて

国立循環器病研究センター病院長 内藤 博昭

通算5回目となる本年度のレジデント・デーは、安斉俊久先生が新しい教育研修部長に就任されての第一回で、メインテーマは「原点に戻る」。本会は現役レジデント/専門修練医とその卒業生にスタッフを交えた交流会で、センターのレジデントスピリットを再確認し、現役の先生方には将来の夢と展望を持っていただきたいと思い、平成22年にスタートしました。そして大好評の過去4回の実績と議論を踏まえて、今回は初心に帰る工夫が凝らされています。もちろん、レジデントに応募される可能性のある初期研修医や学生の方々の参加も大歓迎です。

少し自己紹介させていただくと、“センターのレジデント”が、私の医者としてのルーツです。センター設立翌年の1978年に、卒後3年を経た私は第一期のレジデントとして、開院当初の熱気に包まれたセンター病院にやってきました。心臓内科の鎌倉先生と小児科の山田 修先生が同期生です。そして3年間の研修の後、放射線診療部のスタッフとなり、1989年に一旦母校の阪大に戻るまでの11年間が、現在は循環器病の画像診断のスペシャリストと自負する私のキャリアの基盤となっています。

実際、レジデントの毎日は、ワクワク・ドキドキの連続でした。まだ“レジ宿”ができておらず、開棟前の10階病棟が最初のレジデント宿舎で、24時間病院内で過ごした診療三昧の生活が懐かしく思い出されます。診療面では、外国で提唱されたばかりの心カテ造影時のangled projectionをセンターにいち早く導入したことや、たぶん日本で初めてCTの造影にパワーインジェクタを使用し、1スキャンに10秒近くかかる装置で心臓や大動脈疾患のCTを行って、例えば“血栓閉鎖型解離”を見つけたことなど、レジデントながら当時の最先端医療に関わることができ、それが大きな財産となりました。

現役レジデントの皆さん、ワクワク・ドキドキしていますか? そうであれば良し。でなければ、そうなる術をレジデント・デーで考えましょう。多数のご参加を期待しています。

最終更新日 2014年05月14日

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