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汲田 伸一郎(くみた しんいちろう)

「人との出会いを大切に、自分の感性を信じて」

汲田 伸一郎

日本医科大学 放射線医学 主任教授
汲田 伸一郎

1988年から3年間、国立循環器病センター放射線診療部のレジデントとして学ばせていただきました。近年は循環器領域における画像診断として冠動脈CTや心臓MRIなどが全国の各施設で当たり前のように臨床使用されていますが、当時の放射線科において心臓画像診断を専門とする医師の数はそれ程多くなく、NCVCの心臓画像診断に関する論文・学会発表は質・量ともに他施設を圧倒的に凌駕するものでした。
放射線科医になりたてホヤホヤの自分が、そんな敷居の高い(と思っていた)NCVCの門を叩いたのですから、肩に力が入らないわけがありません。・・・しかし、いざNCVCで働き始めると、瞬く間にそのような不安は一掃されました。当時の高宮誠放射線診療部長をはじめとする放射線科スタッフから非常に熱心な御指導を受けつつも、とても自由かつ開放的な雰囲気で(自分が気を遣わないからか)、まことに楽しく充実した3年間を過ごすことができました。
NCVC来院当初はカテーテルを専攻していた自分ですが、ひょんなことから(レジデントデー当日にお話します)、西村恒彦先生(前、京都府立医大放射線科教授)が取り仕切っていた心臓核医学の仕事に携わることになりました。当時のNCVC核医学分野は放射性医薬品や撮像機器の治験が目白押しで、まるで宝の山の住人のようでした。レジデント2年目、3年目では、宝の山を採掘して、論文や学会発表に追われましたが、極めて充実した日々でした。毎日、真理に向かって一歩一歩前進です。夜間、核医学検査室で膨大なデータをまとめている際に行き詰まり、隣にいるスタッフや先輩レジデントに相談すると、「あーでもない、こーでもない。」と延々と議論が続きます。今現在も、こうした諸先輩や仲間たちとは学会や研究会で、ともに議論し、ともにお酒を飲み交わしています。
レジデントの皆さん、NCVCでともに働いた先輩や同じ釜の飯を食った仲間は、将来的にも良き理解者であり力強い味方です。これからもNCVCの毎日を悔いのないように過ごしてください。

最終更新日 2012年05月16日

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