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中嶋 博之(なかじま ひろゆき)

レジデント~スタッフとしての成長と成果

中嶋 博之

埼玉医科大学 国際医療センター 心臓血管外科
中嶋 博之

1997年から心臓血管外科レジデント3年間、専門修練医2年間、さらに8年8カ月間は成人心臓外科グループスタッフとして仕事をさせて頂きました。多くの基本的な手術手技、標準的な心臓手術に加えて、心臓移植や細胞移植、ロボット手術など先進的な外科治療や国際学会での発表など、今日の糧となる貴重な経験を積むことができました。

医者として早い時期から、心臓外科に没頭したい、時間と力のすべてを、心臓のこと病気のこと手術のことを経験し論文を読み自分の頭で考えることに費やしたい、と思っていました。早くスタートを切りたい一心で、卒後3年目でレジデントの道を選択しました。循環器病センターは、自分がプレイヤーとして全力で駆け回っても囲いや塀を気にする必要のない大きなフィールドと期待したからです。

実際、間違いなく大きなフィールドでした。限界はいつも自分の中にありました。次々回転する手術症例、隣接する図書館、やがてアイデアとカルテを捲る根気さえあれば国際学会や論文も手の届くところにあることを教えられました。多彩な持ち味や経歴のスタッフの存在そのものが成功への道標と知り、真似することから始めて、いまだに背中を追い続けています。設立以来、偉大な先輩先生方が築き鍛え上げたこのフィールドと、心臓血管外科の先生方、麻酔科、内科など他科の先生方、技師さん、看護師さんなど士気高いプレイヤーが構成するチームの絶大な相乗効果に、自分も押し上げてもらったものと深く感謝しています。

涸れることのない大地の栄養を、いかに効率よく吸収し成長と成果に結び付けられるか、反省も込めて、2010年までの13年8カ月間を振り返り整理しました。国立循環器病研究センターは、これからも、次世代の心臓血管外科医を育む力、リードする力を持っていると確信しています。

最終更新日 2011年09月29日

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