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瀬尾 宏美(せお ひろみ)

高知大学医学部附属病院 総合診療部 教授

【講演抄録】

皆さんは循環器病に興味がある、もしくは専門医や研究者をめざしていますか?「2年間、症例豊富な病院で初期研修をして、3年目からレジデントで臨床力をつけ、専修医で論文を書き、そのあと海外留学・・・いつかは循環器部長か大学教授」などと夢をふくらませていますか? それはすばらしいことです。

しかし人生は思い通りにはならないものです。私も20代の頃はいろいろと思い描きました。案の定、思い描いたこととは違う道を歩んでいます。もちろん悪いことばかりではありません。私なりに医師人生の転機を辿ってみたいと思います。「それもありだなあ」と共感していただけるようでしたら幸いです。

私が大切にしていることは、
1.出会いを大切にする
2.とりあえずやってみる
3.自分の役割を見つける、の3つです。

医学部を卒業したときには循環器病センターの存在すら知らなかった私が、3年後にここに来たのはちょっとした出会いがきっかけでした。そしてセンターでの出会いは大きな転機をもたらしました。臨床漬けの私が、厚生労働研究に参加させていただいたのも、国際ガイドラインのお手伝いをさせていただいたのも、センターがきっかけです。大学で医局の「教育担当」を命ぜられたことがきっかけで部署を異動し、全国医学部のカリキュラムを動かしたり、お上への提言書をまとめたりしています。筆無精の私でも一流誌に名前を連ねることもできます。10億円の事業で旗を振ることもできます。この先、何年「ぼた餅」にありつけるかわかりませんが、すこしお裾分けができましたら幸いです。

最終更新日 2011年09月29日

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