国立循環器病研究センター

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医療人の育成

中央診療部門(病理部)レジデントコース 概要

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概要

当センター病理部門は循環器病疾患の病理を中心に診断および研究を行っている。とくに病理解剖(剖検)診断が中心業務であるが、外科および生検診断も行っている。
剖検は平成20年には3,290例に達成し、平均剖検率は約35%と全国でも上位である。生検例も年間およそ2,000例を経験している。剖検例は殆ど全ての症例がカンファレンスにかかり、臨床各科との密な情報交換を行い、最先端の医療現場を経験できる。さらに臨床研究にも力を入れている。心移植の病理についても多くの症例を経験できる。とくに心筋生検はおそらく日本一多くの症例を経験していると自負している。内科、外科、小児科を問わず将来循環器医を目指す医師の生涯教育の一貫として循環器病理を捉え、レジデントとしての形態学的病態把握の経験を積むことは極めて有意義である。認定病理医を目指す若い病理医にとっても同様である。

最終更新日:2021年09月26日

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