国立循環器病研究センター

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医療人の育成

心臓血管内科部門(心不全科) 研修内容

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研修内容

① 臨床研修

専門修錬医は心臓血管内科(心不全科)に所属し、対象疾患を中心に急性および慢性心不全の病態を把握し、適切な診断と治療ができるようになることが研修の目標である。研修の到達目標に向け、高度な知識と実践に重点を置いた研修を行う。患者受持は、心臓血管内科一般病棟およびハイケアユニットの入院患者で、平均受持ち患者数は5~7人(平均週2~3名)である。

週間スケジュール

月曜日火曜日水曜日木曜日金曜日
病棟業務 病棟患者診察 病棟患者診察 病棟患者診察 病棟患者診察 病棟患者診察
検査業務 心エコー検査
経食道心エコー検査
カテーテル検査
心エコー検査
経食道心エコー検査
カテーテル検査
心エコー検査
運動負荷エコー
心エコー検査
経食道心エコー検査
カテーテル検査
心エコー検査
カテーテル検査
運動負荷エコー
SHDインターベンション
カンファレンス・勉強会 心不全・肺循環合同勉強会 部長回診・新患カンファ
心エコー勉強会
病棟カンファ
内科集談会 症例検討会
内科外科合同カンファレンス

※検査業務は、週4-5枠を担当する
※その他不定期にスタッフによるLectureなどあり

② 当直業務

緊急対応・緊急患者初療のトレーニングを目的として、スタッフの指導のもとに一般内科当直業務あるいはCCUの交替制勤務(日勤あるいは夜勤)を月1-2回程度行う。

③ 臨床研究・基礎研究

心不全グループとしての専門的知識をもって、当該臨床フィールドで、心エコー法、心臓MRI、心筋病理、心不全臨床研究・介入研究、遺伝子診断などを用いた臨床研究を行う(専門修錬医には、臨床業務と並行して研究に費やすことのできる時間を十分に確保するように配慮する)。心不全グループの臨床および臨床研究からのシーズを深めるため、研究所と連携し、動物実験・分子生物学的実験等に参加することも可能。また当科では、国内外多施設共同研究やAMED事業にも複数参加している。

研究成果は、国内外の学会(日本循環器学会, AHA, ESC, ACCなど)において発表を行い、英文論文を執筆する。2015年~2017年において専門修錬医が筆頭著者として発表した原著論文は12本に上る次頁参照>。

循環器病研究開発費や、科研費などの競争的資金への応募も積極的に推奨する。

最終更新日:2021年09月28日

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